Affinity Designer: カーブ(パス)の線を手描き風にする方法

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こんにちは、さち です。

Illustrator の代替としてコスパが良い Affinity Designer。低価格なのに高機能で、本格的なドロー(ベクターを描く)アプリです。

今回は、この Affinity Designer で、カーブなどに付けられる「境界線」を手描き風にする方法について書いていきます。

ベクターイメージでも一気にアナログ感が出るので、上手く使えば表現の幅がかなり広がりますよ。

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操作手順

【前準備】 「ブラシ」スタジオの表示

「ブラシ」スタジオを表示していない場合は、事前に表示しておきましょう。

  1. メニューの「表示」→「スタジオ」→
    スタジオ
  2. →「ブラシと進みます。
    ブラシ
  3. 「ブラシ」スタジオが表示されました。
    「ブラシ」スタジオ

「ブラシ」でカーブを描く

  1. 「ペン」ツールでこのようなカーブを描きました。この「カーブ」レイヤーを選択した状態で……
    キャンバスの状態
  2. 「ブラシ」スタジオから反映させたいブラシをクリック。例として、今回は「アクリル」の 39px にします。
    「ブラシ」スタジオ
  3. カーブの線が、選んだブラシで描いたような線になりました。
    キャンバスの状態

今回は「カーブ」に適用しましたが、「シェイプ(図形)」に適用することもできます。

キャンバスの状態

筆圧で線に表情を加える

  1. 「カーブ」レイヤーを選択した状態で、画面上部にある「境界線」をクリック。通常の境界線と同じように、ここでブラシの線の描画設定を変更できます。
    境界線の設定
  2. 筆圧」をクリックして筆圧カーブを表示。初期設定では全体が最大になっています。
    筆圧
  3. カーブの「始点」の筆圧を弱くして、「終点」に向かって強くなるようにしてみます。(「始点」と「終点」のノードを別々に動かすには、2度クリックしてからドラッグする)
    筆圧の設定
  4. こんな感じで、段々と太くなる線を描けました。
    キャンバスの状態

普通の線に戻す

  1. 「カーブ」レイヤーを選択した状態で、画面上部の「境界線」をクリック。「スタイル」を「実線」にします。
    キャンバスの状態
  2. カーブの境界線が普通の線に戻りました。
    キャンバスの状態

ブラシの一覧

参考にデフォルトで入っている「ブラシ」の一覧を載せておきます。(ブラシはダウンロードしたものや自作したものを追加することも可能)

アクリル・インク

アクリル・インク

エッチング・グワッシュ

エッチング・グワッシュ

ドライメディア・ペン

ドライメディア・ペン

マーカー・鉛筆

マーカー・鉛筆

水彩・油彩

水彩・油彩

 

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