こんにちは、さち です。
Illustrator の代替としてコスパが良い Affinity Designer。低価格なのに高機能で、本格的なドロー(ベクターを描く)アプリです。
今回は、この Affinity Designer で、カーブなどに付けられる「境界線」を手描き風にする方法について書いていきます。
ベクターイメージでも一気にアナログ感が出るので、上手く使えば表現の幅がかなり広がりますよ。
操作手順
【前準備】 「ブラシ」スタジオの表示
「ブラシ」スタジオを表示していない場合は、事前に表示しておきましょう。
「ブラシ」でカーブを描く
- 「ペン」ツールでこのようなカーブを描きました。この「カーブ」レイヤーを選択した状態で……
- 「ブラシ」スタジオから反映させたいブラシをクリック。例として、今回は「アクリル」の 39px にします。
- カーブの線が、選んだブラシで描いたような線になりました。
今回は「カーブ」に適用しましたが、「シェイプ(図形)」に適用することもできます。
筆圧で線に表情を加える
- 「カーブ」レイヤーを選択した状態で、画面上部にある「境界線」をクリック。通常の境界線と同じように、ここでブラシの線の描画設定を変更できます。
- 「筆圧」をクリックして筆圧カーブを表示。初期設定では全体が最大になっています。
- カーブの「始点」の筆圧を弱くして、「終点」に向かって強くなるようにしてみます。(「始点」と「終点」のノードを別々に動かすには、2度クリックしてからドラッグする)
- こんな感じで、段々と太くなる線を描けました。
普通の線に戻す
ブラシの一覧
参考にデフォルトで入っている「ブラシ」の一覧を載せておきます。(ブラシはダウンロードしたものや自作したものを追加することも可能)
アクリル・インク
エッチング・グワッシュ
ドライメディア・ペン
マーカー・鉛筆
水彩・油彩
一緒にこの記事もいかが?
Affinity Designer: ブラシでカーブ(パス)を描く時のパラメータを理解する
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