こんにちは、さち です。
Photoshop の代替として優秀な Affinity Photo。低価格なのに多機能で、コスパに優れた画像編集アプリです。
今回は、この Affinity Photo で、レイヤーをサイズ変更する時に、縦横比固定の挙動を統一する方法について書いていきます。
サンプル用のキャンバス
- 「長方形」ツールを選んで……
- キャンバスに正方形を描きます。
- 次に、画像ファイルをキャンバスに追加します。
- こんな感じになりました。
- 左側は「カーブ」レイヤー(「正方形」はベクターで描かれているため)。右側は「画像」レイヤー。レイヤーの種類が違うという点に注目して下さい。
縦横比固定の挙動
レイヤーによって挙動が違う
初期設定では、「カーブ」と「カーブ以外」のレイヤーで、サイズを変更する時の縦横比固定の挙動が異なります。
- 「カーブ」レイヤーと「画像」レイヤーがあります。
- 「移動」ツールで、「カーブ」レイヤーの右下をドラッグしてみます。
- カーブは自由にサイズを変形できます。つまり、元の縦横比(アスペクト比)は無視されます。
- 一方、「画像」レイヤーの方でも同じことをしてみると……
- サイズを変える時に、元の縦横比(アスペクト比)が維持されます。
- 縦横比(アスペクト比)を無視するには、Shift キーを押しながらドラッグする必要があります。
レイヤーの種類による挙動の違い
例では、「カーブ」と「画像」レイヤーの挙動の違いを見ましたが、他のレイヤーについてもまとめると下記のとおりです。
ドラッグ | Shift キー + ドラッグ | |
---|---|---|
カーブ シェイプ(図形) フレームテキストのカド |
自由 | 固定 |
画像 ピクセル アーティスティックテキスト フレームテキストのしっぽ 埋め込みドキュメント グループ レイヤー |
固定 | 自由 |
「フレームテキスト」レイヤーは、境界ボックスの「カド」と「しっぽ」のどちらをドラッグするかで挙動が変わります。
コメント