こんにちは、さち です。
Photoshop の代替として優秀な Affinity Photo。低価格なのに多機能で、コスパに優れた画像編集アプリです。
今回は、この Affinity Photo で、ブラシサイズを変更する色々な方法を紹介します。
以前、「フォント」のサイズを変更する方法について記事を書きましたが、それの「ブラシ」編です。
環境や場面で、一番使いやすい方法は異なるので、自分に合っているものを使ってみましょう。
「スライダー」での方法
ウィンドウ上部(または「ブラシ」スタジオ)のブラシサイズの右端にある、「▼」ボタンをクリック。
下に表示されるスライダーを動かして、ブラシサイズを選択します。
「数値エリア」での方法
数値入力
ウィンドウ上部にある、ブラシサイズの「数値エリア」をダブルクリック。キーボードを使って数値を直接入力します。
一番簡単な方法ですが、どれくらいのサイズになるかが少し分かりにくいかもしれません。
「方向」キー
「数値エリア」をクリックした後、↑ または ↓ キーを押すことで、ブラシサイズを「±1」ずつ変更できます。
この方法を使うと簡単に数値の「小数」を消せるので、ブラシサイズ以外の数値入力でも役立ちます。
Shift + ↑ / ↓ キーで「±10」ごと、Ctrl + ↑ / ↓ キー(Mac:⌘ + ↑ / ↓ キー)で「±0.1」ずつでの変更も可能です。
マウスホイール
「数値エリア」にカーソルを合わせて「マウスホイール」を回すことで、ブラシサイズを「±1」ずつ変更できます。
また、Shift キーと組み合わせて「±10」ごと、Ctrl キー(Mac:⌘ キー)と組み合わせて「±0.1」ずつでの変更も可能です。
前述の、「方向」キーの代わりに「マウスホイール」を使うような方法ですね。
「キャンバス」上での方法
ショートカットキー
キャンバス上で、[ または ] キーを押すと、ブラシサイズを変更できます。
変化量は数値によって異なり、一定ではありません。
ちなみに、Ctrl + [ / ] キー(Mac:⌘ + [ / ] キー)は、レイヤー順位を移動するショートカットキーです。他のショートカットキーと混同して押さないよう、注意しましょう。
マウスドラッグ
【1】「サイズ」「硬さ」の変更
Ctrl + Alt キー(Mac:⌘ + ⌥ キー)とマウスの「左ボタン」を押しながら、左右にドラッグをすると、ブラシの「サイズ」を変更できます。
また、同様の状態で上下にドラッグすると、ブラシの「硬さ」を変更できます。
【2】「シェイプ」「間隔」の変更
前項【1】の状態で、Ctrl + Alt キー(Mac:⌘ + ⌥ キー)を押したまま「左クリック」をすると、変更するパラメーターが切り替わります。
Ctrl + Alt キー(Mac:⌘ + ⌥ キー)を押した状態で左右にドラッグすると「シェイプ」、上下にドラッグすると「間隔」を変更できます。
【3】「向き」の変更
前項【2】の状態で、Ctrl + Alt キー(Mac:⌘ + ⌥ キー)を押したまま「左クリック」をすると、変更するパラメーターが「回転(向き)」に切り替わります。
左右・上下で変更されるパラメーターに違いはなく、ブラシを向けたい方向にマウスをドラッグすればOKです。
ちなみに、この状態で Ctrl + Alt キー(Mac:⌘ + ⌥ キー)を押したまま「左クリック」をすると、【1】の状態に戻ります。
ブラシ以外にも使えるかも
この記事で書いた方法は、ブラシサイズ以外の数値入力でも使用できる場合があります。積極的に使って、効率よく作業しましょう。
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