こんにちは、さち です。
Photoshop の代替として優秀な Affinity Photo。低価格なのに多機能で、コスパに優れた画像編集アプリです。
今回は、その Affinity Photo を使って、点線(破線)を描く方法について書いていきます。
点線を描く方法
- まず、点線のもととなる形を作ります。今回は「長方形ツール」を使います。
- こんな長方形を描きました。描いた図形のレイヤーを選択した状態にします。
- 「境界線」の色を選びます。この色が点線の色になります。
- 「境界線」にある「なし」となっている部分をクリック。
- 「スタイル」を「点線」にします。その他も良い感じに設定します。一番下の「破線」で点線の調整ができます。1番目の数値が点線の「長さ(の倍率)」、2番目の数値が点線の「間隔(の倍率)」です。3番目と4番目は今回使いません(※詳細は後述)。
- こんな感じになりました。
- 点線は、図形の変化に合わせて自動で引き直されます。長方形の角を丸めるとこんな感じになります。
- 例では、長方形(シェイプ)ツールを使って点線を描きましたが、他の図形ツール,ペンツール(ベクター),テキストでも同様のことができます。
「破線」の設定方法
前項の手順「5」で軽く触れた「破線」の使い方の詳細です。
1, 2番目の数値は前述のとおり、点線の「長さ」と「間隔」を指定するものです。とりあえず、この2つだけで点線は描けます。
これらの数値は線の幅に対する「倍率」です。例えば、「長さ」を「1」にすれば、線の幅と同じ長さになります(「線端」をピッタリに設定している場合)。
3, 4 番目の数値は、2つ目の点線の設定です。これを使うと、一点鎖線のような点線を作ることができます。使わない時は「0」にしておきましょう。
「フェーズ」は、点線の開始位置をズラすための数値です。上図の場合、例えばフェーズを「3」にすると、点線は「3」進んだところからスタート。つまり、2つ目の点線からスタートします。
点線の枠だけを作る
点線の枠だけを作り、図形の塗りつぶしが必要ない場合は、下記の手順でできます。
- この図形の塗りつぶしを消して、点線の枠だけにしてみましょう。
- 図形レイヤーを選択して、「塗りつぶし」を「なし」にします。(色表示に斜線が表示されればOK)
- 図形が点線の枠だけになりました。下にオレンジ色の長方形を置くと、ちゃんと透けているのが分かります。
点線の枠だけにエフェクトを付ける
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