こんにちは、さち です。
Photoshop の代替として優秀な Affinity Photo。低価格なのに多機能で、コスパに優れた画像編集アプリです。
今回は、この Affinity Photo で、レイヤーの「変形」をする方法について書いていきます。
Photoshop のようにはできない
- キャンバスに「ピクセル」レイヤーがあります。
- Photoshop のように、「境界(バウンディング)ボックス」の端を Ctrl キー(Mac:⌘ キー)を押しながらドラッグしても……
- 「変形」はできず、レイヤーのサイズ変更になってしまいます。
Photoshop と同じ方法ではできないので、Affinity Photo では「変形」ができないのかと思ってしまいがち。
しかし、そうではありません。少し方法が違うだけで、ちゃんとできます。
変形するには「パースペクティブ」を使う
「パースペクティブ」は、「ツール」「フィルター」でも使用できますが、今回は可逆的な(無劣化,復元できる)編集として有効な「ライブフィルター」を使った方法を解説します。
「ツール」「フィルター」のパースペクティブは「ピクセル」レイヤーにしか使用できません。「ライブフィルター」であれば、すべての種類のレイヤーに使用できます。
基本操作
- (先ほどと同じ)このようなキャンバスがあります。
- 「変形」したいレイヤーを選びます。
- 「レイヤー」スタジオの下部にある「ライブフィルター」アイコンをクリック。
- 「パースペクティブ」をクリック。
- レイヤーを囲むボックスが、先ほどとは変わりました。
- 角の「点」をドラッグして、レイヤーを「変形」できます。(Shift キーを押しながらドラッグすると、直線上にスナップできる)
- 他の角の「点」も動かして、こんな感じなりました。
- 「ライブパースペクティブ」ウィンドウを閉じて……
- レイヤーの「変形」は完了です。
グリッドを表示する
一時的に解除する
「ライブフィルター」なので、「変形」を一時的に解除することもできます。これがめちゃくちゃ便利です。
- キャンバスはこんな感じ。
- レイヤーに適用されている「パースペクティブ」のライブフィルターをオフにすると……
- 変形前のレイヤーに戻すことができます。
- ライブフィルターをオンに戻すと、再び変形された状態になります。
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