こんにちは、さち です。
Photoshop の代替として優秀な Affinity Photo。低価格なのに多機能で、コスパに優れた画像編集アプリです。
今回は、この Affinity Photo で「ブラシ」で選択範囲を作れる「クイックマスク」の使い方について書いていきます。
クイックマスクは、通常の「マーキー」ツールより直感的に選択範囲を作成できますし、ペンタブを使って選択範囲を微修正したい時などにも便利ですよ。
クイックマスクの使い方
開始する
- 「クイックマスク」を使って、この写真から「エンドウ」と「パプリカ」を切り抜いてみます。
- メニューの「選択」→「選択範囲をレイヤーとして編集」と進みます。（Q キーを押してもOK）
- キャンバス全体が「赤色」になりました。クイックマスクモードが有効になった状態です。
編集する
- クイックマスクを編集していきましょう。
- 「ペイントブラシ」ツールを選びます。（「ピクセル」ツールでもOK）
- クイックマスクの編集中に使う色は、基本的に「グレースケール（無彩色）」です。
- 「白」で塗ると選択範囲を「追加」できます。
- 逆に、「黒」で塗ると選択範囲を「削除（減算）」できます。
- 「使う色」と「選択の効果」の関係はこんな感じです。選択したい場所にライトを当てるイメージで覚えましょう。
- クイックマスクで選択できました。
終了する
- クイックマスクで選択した状態です。
- メニューの「選択」→「選択範囲をレイヤーとして編集」と進みます。（Q キーを押してもOK）
- 通常の選択範囲になりました。
- 今回は「エンドウ」「パプリカ」を切り抜きたいので、「ピクセル選択範囲を反転（Win：Ctrl + Shift + I キー、Mac：⌘ + Shift + I キー）」します。
- 選択範囲を削除（Delete キー）して、切り抜き作業完了です。
その他の情報
「クイックマスク」はウィンドウ上部にあるツールバーの「アイコン」からも使用できます。
アイコンの横にある「▼」ボタンを押すと、「クイックマスク」の表示形式を変えられます。初期設定（半透明の赤色）は「マスクをオーバーレイとして表示」です。
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