Affinity Photo: テキストの調整に便利なショートカットキーを使いこなす

この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています

Affinity Photo: テキストの調整に便利なショートカットキーを使いこなす

こんにちは、さち です。

Photoshop の代替として優秀な Affinity Photo。低価格なのに多機能で、コスパに優れた画像編集アプリです。

今回は、この Affinity Photo で、テキストの「サイズ」「文字間隔(トラッキング,カーニング)」「行間」を調整するショートカットキーを使ってみます。

テキストを入力するとき、手はキーボードの上にあります。ショートカットキーを覚えれば、テキストの調整がすばやく簡単にできるようになりますよ。

また、「文字」スタジオに移動する回数も少なくなるので、作業効率も格段に上がりますよ。

スポンサーリンク

「文字サイズ」の変更

Affinity Photo: テキストの調整に便利なショートカットキーを使いこなす

文字サイズの変更は、Ctrl + Shift + キー(Mac: + Shift + キー)で行います。

キーが少し覚えにくいので、Shift + を合体させて <> と見なし、Ctrl + <> キー(Mac: + <> キー)と覚えましょう(実際に Affinity Photo ではそう記載されている)。

変化量は「2」ずつですが、ショートカットキーに Alt キー(Mac: キー)を追加すると、「0.2」ずつになります。

「文字」スタジオにあるフォントサイズと連動しているので、数値で変更したい場合はこちらから変更できます。

文字サイズ

「文字間隔」の変更

「文字間隔」の調整には、「トラッキング」と「カーニング」の2種類があります。一見どちらも同じような機能ですが、それぞれ独立したものなので組み合わせて使用できます。

トラッキング

Affinity Photo: テキストの調整に便利なショートカットキーを使いこなす

トラッキング(字送り)は、文字全体の間隔を調整します。

操作は、テキストレイヤーまたは文字を選択して Alt + キー(Mac: + キー)で行います。

変化量は「10‰」ずつですが、ショートカットキーに Shift キーを追加すると、「50‰」ずつになります。

「文字」スタジオにあるトラッキングと連動しているので、数値で変更したい場合はこちらから変更できます。

トラッキング

単位の「‰(パーミル)」は千分率を意味します。つまり、1‰=0.1%であり、1000‰=100%です。

カーニング

Affinity Photo: テキストの調整に便利なショートカットキーを使いこなす

カーニング(字間)は、特定の文字の間隔を調整します。

操作は、文字の前にカーソル(キャレット)を配置して Alt + キー(Mac: + キー)で行います。(ショートカットキー自体はトラッキングと同じ)

変化量は「10‰」ずつですが、ショートカットキーに Shift キーを追加すると、「50‰」ずつになります。

カーニングは1文字ずつ行う操作なので、数値入力で行うのは非常に手間がかかります。ぜひ、ショートカットキーを使いましょう。

「文字」スタジオにあるカーニングと連動しているので、数値で変更したい場合はこちらから変更できます。

カーニング

「行間」の変更

Affinity Photo: テキストの調整に便利なショートカットキーを使いこなす

行間(正確には「行送り」)の変更は、Alt + キー(Mac: + キー)で行います。

変化量は「1.125倍」ずつですが、ショートカットキーに Ctrl キー(Mac: キー)を追加すると、「1.25倍」ずつになります。

「段落」スタジオにある行送りと連動しているので、数値で変更したい場合はこちらから変更できます。

行送り

ちなみに、「文字」スタジオの「Leading Override」を指定すると、こちらの値が優先されるので、ショートカットキーが効かなくなります。(「段落」スタジオの「行間」は変更されるが「Leading Override」によって無視される)

ショートカットキーを使用したい場合は、「Leading Override」を「自動」にしておきましょう。

Affinity Photo: テキストの調整に便利なショートカットキーを使いこなす

Affinity に関する他の記事

Affinity
「Affinity」の記事一覧です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました