こんにちは、さち です。
Illustrator の代替としてコスパが良い Affinity Designer。低価格なのに高機能で、本格的なドロー(ベクターを描く)アプリです。
今回は、この Affinity Designer で点線を描く方法について書いていきます。
以前の記事でも触れた内容ですが、Affinity V2 になって機能が進化したので、改めて記事にまとめておきます。
点線の描き方
点線を描く
- 「ペンツール」などでベクターの線を描きます。シェイプ(図形)やテキストでもOKです。
- 境界線の設定で、スタイルを「破線」にして、一番下にある点線の設定で左側の2マスに「数値」を入力します。
- 点線を描けました。
一点鎖線を描く
- 「ペンツール」などでベクターの線を描きます。シェイプ(図形)やテキストでもOKです。
- 境界線の設定で、スタイルを「破線」にして、一番下にある点線の設定で左側の4マスに「数値」を入力します。
- 一点鎖線を描けました。
二点鎖線を描く
- 「ペンツール」などでベクターの線を描きます。シェイプ(図形)やテキストでもOKです。
- 境界線の設定で、スタイルを「破線」にして、一番下にある点線の設定で左側の6マスに「数値」を入力します。
- 二点鎖線を描けました。
描かれる点線と数値の関係
「線」と「空白」の数値
入力した「数値」と、実際に描かれる「点線」の関係は、上図のように「線」と「空白」の長さを交互に指定しています。
指定する数値は、線の「幅(太さ)」を1倍としています。
例えば上図で、「2」と入力した「空白」は線の幅(太さ)の「2倍」の広さになっていますし、「3」と入力した「線」は線の幅(太さ)の「3倍」の長さになっています。
フェーズ
「フェーズ」は、点線の開始位置を調整する数値です。
上図のピンク色の数字のように、「0」にすると点線は1つ目の線から始まりますが、数字を大きくすると、その分だけ点線の開始位置が移動します。
上図の点線の場合、数値が「21」になると開始位置が一周して、「0」のときと同じ状態になります。
点線のバランスを取る
一番右にある点線の四角形のボタンは、点線をバランスよく配置する機能です。(この機能がオンのときは「フェーズ」を使用できません)
点線の「始点」「終点」や、シェイプ(図形)の「角」に空白が来ないように、線の位置を自動で調整してくれます。
詳しくは下記リンク先の記事で書いているので、併せて読んでみて下さい。

【Affinity V2】 「点線(破線)」の線をカドに自動で配置する
こんにちは、さち です。今回はこの Affinity Designer で、「点線(破線)」を描くときに、線をカドに自動で配置してくれるように調整する方法を紹介します。この記事の内容は「Photo」「Publisher」でも使えますこの記事
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