こんにちは、さち です。
以前、動画再生には GOM Player を使っていたのですが、例のウィルス事件をきっかけにアンインストール。ウィルスには感染しませんでしたが使うのをやめました。
代替となるプレイヤーを探したところ、欲しい機能がそろっているのは「VLC Media Player」でした。割りと有名なフリーのプレイヤーですよね。
今回は、VLC Media Player(以下:VLC) の操作感を、GOM Player っぽくする設定についてまとめていきます。
ビデオ読み込み時にウィンドウサイズを変えさせない / VLC を複数起動させない
- メニューの「ツール」→「設定」。
- 「インターフェース」を選択。
- 「ビデオのサイズにインターフェースをリサイズ」のチェックを外します。これで、ビデオ読み込み時にウィンドウサイズが変わるのを防げます。
- 「ひとつだけ実行を許可」にチェックを付けます。これで、VLC が複数起動するのを防げます。
- VLC を再起動します。
ビデオ再生時にファイル名を表示しない / 文字化けを防ぐ
- メニューの「ツール」→「設定」。
- 「字幕 / OSD」を選択。
- 「ビデオ開始時にメディアタイトルを表示」のチェックを外します。これで、ビデオ再生時にファイル名が表示されなくなります。
- フォントを「Arial」から他の日本語フォントに変更します。Windows で見慣れている「Meiryo UI」などがよいかもしれません。これで、文字化けしなくなります。
- VLC を再起動します。
ちなみに、「オンスクリーンディスプレイ(OSD)を有効化」のチェックを外すと、再生速度変更,シーク時に動画上に表示される文字情報も非表示にできます。
キーボード操作を GOM Player っぽくする
- メニューの「ツール」→「設定」。
- 「ホットキー」を選択。
- キーの割り当てを変更したい項目をダブルクリック。例では、「(再生速度を)少しだけ速く」を選択しました。
- 割り当てるキーを押します。「割り当て」をクリックすれば変更完了。
- 他にもキーの割り当てを変えたい項目がある場合は、同様に変更していきます。
- VLC を再起動します。
ちなみに、「再生速度(速く/ゆっくり)」の変化量は次のとおり。
- 「少しだけ 速く/ゆっくり」は 0.1倍 単位
- 「速く/ゆっくり」は 0.5倍 単位
また、「シーク(進む/戻る)」の初期設定での移動量は次のとおり。
(「設定の表示」を「すべて」にすると「ホットキー設定」で変更可)
- 「ほんの少し 前に戻る/先に進む」は 3秒
- 「少し 前に戻る/先に進む」は 10秒
- 「前に戻る/先に進む」は 60秒
- 「かなり 前に戻る/先に進む」は 300秒
私は下記のように変更して使っています。
- 「ほんの少し 前に戻る/先に進む」は 3秒
- 「少し 前に戻る/先に進む」は 10秒
- 「前に戻る/先に進む」は 27秒
- 「かなり 前に戻る/先に進む」は 83秒
再生速度を常に表示 / 「キャプチャ」「AB再」「コマ送り」ボタンを表示
- メニューの「表示」を開き、「拡張コントロール」「ステータスバー」にチェックを付けます。
- 「ステータスバー」を表示すると、ウィンドウ右下に再生速度が常に表示されます。クリックすると、スライダーで再生速度を変更できます。
- 「拡張コントロール」を表示すると、「キャプチャ」「AB再生」「コマ送り」などのボタンが表示されます。
ちなみに、キャプチャ(スナップショット)した画像の保存場所は、初期設定では「ライブラリ」の「ピクチャ」フォルダです。
保存場所の変更は、「設定」→「ビデオ」にある項目「ビデオスナップショット」で、「ディレクトリ」を指定すればできます。
「拡張コントロール」ボタンの位置を変更(オマケ)
「拡張コントロール」ボタンを再生ボタン,ボリューム 等と同じ段に配置し、動画の表示エリアを広くします。
- メニューの「ツール」→「インターフェイスのカスタマイズ」。
- ライン1 にある「拡張コントロール」ボタンを、ライン2 へドラッグ&ドロップ。
- ライン2 に移動しました。「閉じる」をクリックして ツールバーエディタ を閉じましょう。
- 「拡張コントロール」ボタンが移動しました。
VLC は、再生速度を変更した時も、音声が聞きやすく、音楽の音程が変に聴こえることもないので、GOM Player よりも良いですね。
VLC Media Player のダウンロードはこちらからどうそ。(64bit版もありますが、32bit版の方がパフォーマンスが良いようです)
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