こんにちは、さち です。
今回は、メールソフト「Thunderbird」をもっと便利に使う4つの設定
- 複数の受信トレイをまとめる
- 常にプレーンテキストでメールを送信
- 受信メールを自動消去
- メール一覧の背景色を1行ごとに変える
これら4つの方法について書いていきます。
受信トレイをまとめてメールを見やすく
- 初期設定では、「受信トレイ」「ごみ箱」等がアドレス毎にまとまっています。
そのため、各アドレスの受信トレイが離れた場所にあり
受信メールを確認する際に移動が面倒です。
- 受信トレイをまとめるよう設定を変えてみましょう。
メニューの「表示」→「フォルダ」→「統合フォルダ」とクリックします。
(メニューがない場合は「Alt」キーを押す)
- 受信トレイが一箇所にまとまり移動しやすくなりました。
「受信トレイ」を選択すると全アドレスの受信メールが一覧表示されます。
メールチェックの際に非常に便利です。
「受信トレイ」以外に、「送信済みトレイ」「ごみ箱」などもまとまります。
「フォルダー」は送信トレイの下に各アドレス毎にまとめて表示されます。
常にプレーンテキストでメールを送る
最近は少なくなったとは思いますが
HTML形式のメールはトラブルの原因になることがあります。
そのため、メールは常にプレーンテキスト(文字だけのメール)で送る
という人も多いでしょう。
常にプレーンテキストでメールを作成するように
Thunderbird の設定を変更しておくと便利ですよ。
- メニューの「ツール」→「アカウント設定」と進みます。
(メニューがない場合は「Alt」キーを押す)
- 常にプレーンテキストで送りたいアドレスの「編集とアドレス入力」を選択。
- 「HTML形式でメッセージを編集する」のチェックを外します。
- 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
これで、メール作成時は自動でプレーンテキストになります。
受信メールを自動消去する
過去メールを見返すことはあまり多くなく
手元に置くにしても数ヶ月分あれば大丈夫なことがほとんど。
特に、ウェブメール(Gmail, Yahoo!メール 等)を「POP3」で受信し
同じメールのコピーをウェブメールサーバに残す設定にしている場合
数ヶ月以上前のメールを見たい時はウェブメールにログインして見れば十分です。
保存期間,保存件数 を指定し
Thunderbird の受信メールを自動削除して整理しましょう。
- メニューの「ツール」→「アカウント設定」と進みます。
(メニューがない場合は「Alt」キーを押す)
- メールを自動削除したいアドレスの「ディスク領域」を選択。
- 削除条件を選択,指定します。
- 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
「IMAP」で受信している場合にこの設定を行うと
ウェブメールサーバにあるメールも一緒に削除されます。
「IMAP」で利用している人はその仕様を理解した上で設定して下さい。
■ウェブメールサーバのメール削除設定について
Thunderbird では、初期設定で POP3 を使用すると
メール受信から14日後にウェブメールサーバのメールが削除されます。
また、Thunderbird 上のメールを削除すると
ウェブメールサーバにあるメールも同様に削除されます。
ウェブメールサーバのメールを削除したくない場合は
Thunderbird のメニュー「ツール」→「アカウント設定」と進み
各アドレスの「サーバ設定」を選択
「ダウンロード後もサーバにメッセージを残す」にチェックを入れます。
このとき、同時に
「ダウンロードしてから○○日以上経過したメッセージは削除する」
「ダウンロードしたメッセージを削除したらサーバからも削除する」
のチェックは外しておきましょう。
ただし、例外的に Gmail の場合は
Gmail側で「Gmail のメールを受信トレイに残す」設定にすると
Thunderbird でウェブメールサーバのメールを削除する設定にしても
無視される(削除されずに残る)ようです。
メール一覧の背景色を1行ごとに変える
メール一覧を1行ごとに色を変えれば行をズレて見てしまうミスも減ります。
詳しい設定方法については下記リンク先の記事をどうぞ。
→ Thunderbird:メール一覧の背景色を1行ごとに変える
Thunderbird をお使いの方に
これらの設定方法が少しでもお役に立てば幸いです。
コメント
サブマシンにThunderbirdを入れて、統合フォルダってどうやって作るんだったかな?と公式のヘルプに目を通すも、求める答えにたどり着けませんでした…。
Google先生にこちらのサイトに導かれ、無事解決いたしました。ありがとうございます。