こんにちは、さち です。
エクセルで複雑な数式を入力していると
そのセルが、どのセルを使って計算しているのかが
把握しきれなくなってきます。
見やすく整理するために
他の数式から一切参照されていない無意味なセルは削除!
そんな時も、本当に削除して大丈夫かと不安です…。
今回は、そんな時に役立つ方法の紹介です。
入力した数式を一覧表示する
- 例として、かけ算の表を作ってみました。
- 「F5」セルにカーソルを合わせた状態で、「数式」タブをクリック。
- 「数式の表示」をクリック。
- 各セルに入力された数式が一覧で確認できます。
セルにカーソルを合わせると
計算式と、その計算で使われているセルが色分け表示されます。
計算に使っているセルを調べる
- 「F5」セルの値「12」が、計算にどのセルを使っているのか調べてみます。
- 「F5」セルにカーソルを合わせた状態で、「数式」タブをクリック。
- 「参照元のトレース」をクリック。
- 参照元のセルから矢印が伸びました。
「F5」セルの値「12」は、「B5」「F2」セルの値を使って計算しているわけです。
- 矢印を消すには「トレース矢印の削除」をクリックします。
- 先程は、「参照元のトレース」でしたが
「参照先のトレース」の場合は…
- 参照先のセルに矢印が伸びます。
「F5」セルの値は、「H13」セルの計算に使われているわけです。
ちなみに、「参照元のトレース」と「参照先のトレース」は同時に表示できます。
また、「トレース矢印の削除」の横にある「▼」をクリックすれば
「参照元」「参照先」、一方のみ矢印を削除できます。
どちらも、エクセルの標準機能なのですが
使っていない人も意外と多いんですよね。
すぐ理解できる簡単な機能なので、ぜひ活用してみて下さい。
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