こんにちは、さち です。
先日、今さらながら
初代 iPod nano の交換プログラムを利用してみました。
この交換プログラムを知らない方のために簡単に説明しますと
初代 iPod nano のバッテリーに問題があり
Apple が無償で交換してくれるというものです。
それでは、時系列を追って詳細を書いていきます。
初代 iPod nano を引っ張りだす
こちらが、ずっと存在を忘れていた大切に保管していた 初代 iPod nano。
購入当時は iPod 人気に火が付いた頃だったなぁと懐かしい気持ちに。
少し充電してみたら電源も入りました。
もちろん、中身はアニソンだらけです。
実はこの iPod、
シリコンケースに入れたまま長期間保管していました。
ケースから取り出してみると
劣化したシリコンゴムで iPod がベタベタになり大変なことに…。
そのベタ付きは iPod を手の平に置いて逆さにしても落ちないほど。
さすがにこの状態で Apple に送るのは気が引けるので
ものすごく掃除しました。
写真でそこそこキレイに見えるのはその成果です。
交換プログラムに申し込む
- iPod nano (1st generation) 交換プログラムから手順に従って申し込みます。
国を選んで、iPod のシリアル番号を入力します。
(ページが英語表示になってしまう場合はこちらから交換手続きをして下さい)
- 交換品の配送に必要な個人情報を入力すれば完了。
申し込みには Apple ID 必須なのが少し面倒だけど仕方ない。
梱包箱や配送の手配はすべて Apple 側でしてくれます。
指定日時に運送会社が iPod を自宅まで回収に来るので待っていればOK。
iPod のデータを削除する(任意)
Apple に送る前に iPod 内のデータを消しておきたい場合は
iTunes を使って削除しておきましょう。
「こいつの iPod アニソンだらけだぜ!」と思われることなんてないでしょうが
何となく工場出荷時の状態に戻したくなったのでやっておきます。
クロネコヤマトのドライバーさんが来た
指定した日時に
クロネコヤマトのドライバーさんが自宅に来てくれました。
渡すものは iPod 本体だけ(保証書不要)。
梱包用の箱も持ってきてくれるし梱包もやってくれます。
ドライバーさん、さすが梱包も手際がいい!
と思ったら、少し納得いかない所があったようで微調整してました。
配送伝票には
交換プログラム申し込み時に入力した個人情報が印字済みなので
記入が必要な欄は特にありません。
ちなみに、着払いなので送料は Apple が負担してくれます。
梱包ができたら伝票の控えをもらって配送手配完了。
iPod は引き取られてドナドナしていきました。
ついに今生の別れの時。
さようなら、初代 iPod nano …!!
新しい iPod nano の発送&到着
- iPod を送り出した後は
Apple ID に登録したEメールアドレスに逐一報告が届きます。
『Apple に到着後、交換品が届くまで約6週間かかる』とあり覚悟をしていましたが
実際は、iPod が Apple に到着してから2日後に届きました。
- こちらが実際に届いた交換品。
もちろん、届けてくれるのもクロネコヤマトでした。
- 箱を開けると白い箱が1つ。
- 白い箱の中には
「第7世代 iPod nano」と「Lightning - 30ピンアダプタ」が入っていました。
交換前の 初代 iPod nano が白色だったので交換後も白色なのかな。
(見た目は白色ですが、カラー名としては「シルバー」のようです)
- iPhone5 と比べるとこのサイズ。
iPod nano なのでやっぱり小さいです。
初代 iPod nano から変更された点
■画面が大きくなった
初代の画面は本体の1/3程度で小さかったですが
第7世代は、本体のほとんどが画面になり
文字も大きくなって見やすくなりました。
ホームボタンもあるので、パッと見小さな iPhone ですね。
■タッチ操作になった
初代は、ホイールをクルクル回しての操作でしたが
第7世代は、iPhone と同じく画面のタッチ操作になりました。
操作は直感的になりましたが
タッチ操作をするには少し画面が小さく感じます。
選曲操作はホイールの方がスムーズだったかも。
■容量が4GB→16GBに増えた
初代は、容量が最大でも 4GB までしかありませんでしたが
第7世代は、一律 16GB で一気に4倍に増えました。
16GB って下手したら iPhone と同じ容量ですよね。
今のところ中身はスッカスカ。まだまだ余裕です。
■コネクタが Lightning になった
初代は、コネクタが「Dock 30ピン」でしたが
第7世代は、「Lightning」になりました。
iPhone のものが流用できるので便利です。
一応、付属の「Lightning - 30ピンアダプタ」を使えば
「Dock 30ピン」のケーブルでもデータ転送や充電ができます。
(Dock 30ピンのFMトランスミッターは使えない場合があるようです)
■ラジオが聞けるようになった
初代は、ラジオ受信に未対応でしたが
第7世代は、FMラジオを受信できます(イヤホン接続時のみ)。
ゴキゲンなラジオ番組を聴きながらランニングできちゃうんですね。
フゥーー!オッシャレーー!!
ラジオの受信でハマった点
初期設定のままだと
ラジオの周波数は 87.5 ~ 107.9 MHz しか選択できず
ほとんどのラジオ局を受信できません。
「設定」→「ラジオ」→「ラジオ地域」から「日本」を選択すると
76.0 ~ 90.0 MHz を選べるようになり
すべてのラジオ局を受信できます。
最初の言語設定で「日本語」を選んでも
ラジオ地域は「日本」にしてくれないんですよね。
同様に「時刻」も時間帯(地域)を選ぶ必要があるのでご注意を。
まとめ
色々書きましたが
9年前に発売された 初代 iPod nano の交換を今も継続していて
しかも、最新の 第7世代 iPod nano になって戻ってくるのは
本当に素晴らしく手厚いサポートですね。
Lightning ケーブルが付属したら iPhone にも使えてラッキー!
と思いましたが、そう甘くはなかった。
もちろん不満ではないです。淡い期待をしただけなので…。
最近、再び iPod nano を使いたい場面が出てきたので
今後は新しい iPod nano を大切に使っていきたいと思います。
コメント
すばらしい情報をありがとう
私もお蔵入りしていたものがあり、早速手続きしました
感謝・感謝