phpMyAdmin データベースの移動

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サーバ管理って難しい(4)

こんにちは、さちです!

今回は、ローカル(手元のPC)にあるデータベースを、サーバに移動(コピー)する方法について書いていきます。

この方法を覚えれば、バックアップ作成やサーバー移転でも使えるので一石二鳥です。簡単なのでぜひ覚えてしまいましょう。

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ローカルのデータベースをファイルに書き出す

今回は、MySQL データベースの移動に「phpMyAdmin」を使います。他にも方法はありますが、この方法が一番お手軽で簡単だと思います。

想定としては、MySQL のデータベースをローカルで作成して、そのデータベースをサーバにアップロードするという状況です。

  1. ローカルの phpMyAdmin を開きます。XAMPP を導入している場合は最初から入っていますよ。ウェブブラウザで「http://localhost/」にアクセスし、左側の「ツール」にある「phpMyAdmin」をクリックすればOK。
  2. ファイルに書き出すデータベースを開きます。
  3. ウィンドウ上部の「エクスポート」タブをクリック。
    エクスポート操作画面1
  4. 「エクスポート」内のウィンドウから書き出すテーブルを選択。このとき下のラジオボタンは「SQL」を選択。「構造」の「DROP TABLE / DROP VIEWを追加」にチェックをつけます。「ファイルに保存する」 にチェックをつけます。下のラジオボタンは「non」を選択し、「実行する」をクリック。
    エクスポート操作画面2
  5. 拡張子が「.sql」のファイルがダウンロードされます。
    エクスポート操作画面3

これでローカル側での作業は完了です。

次は、サーバ側の phpMyAdmin で作業をしていきます。

サーバにデータベースを読み込む

  1. サーバー上に、データを読み込むための新しいデータベースを作ります。
  2. サーバ上の phpMyAdmin を表示し、先ほど作ったデータベースを選択します。(このデータベースにデータを読み込みます)
  3. ウィンドウ上部の 「インポート」 タブをクリック。
    インポート操作画面1
  4. 「インポートするファイル」にある「参照」をクリックして、先ほど書きだしたSQLファイルを選択します。「ファイルの文字セット」は「utf8」を選択。下部のラジオボタンはデータベースで使っている文字コードを選択。最後に、「実行する」をクリックします。
    インポート操作画面2

エラーが出なければこれでデータベースの移動は完了。サーバのデータベース内に、ローカルで作成したテーブルが読み込まれているはずです。

文字化けしている場合は文字コードの選択が間違っています。

MySQL の文字化け問題」で使用する文字コードは、インポート時に指定したのと同じものを使えばよいと思います。

サーバと言っても仕組みは普通の PC とほぼ同じです。つまり、サーバもクラッシュしたり不具合が出たりすることがあります。サーバのデータは日頃からバックアップを取りましょう。

バックアップの方法は、サーバ上の phpMyAdmin からエクスポートしたSQLファイルを保存する、もしくはローカルからエクスポートしたSQLファイルを保存するだけ。簡単ですね。


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