こんにちは、さち です。
先日、ツイッターで奇妙なツイートを見かけました。引用を含むツイートには、「このツイートはありません」と表示されているのに
引用元URLを開くとそのツイートは存在しているのです。
引用元ツイートが削除されたわけではないのに、何でこんな表示が出るの? バグなの? サーバが不調なの?
気になったので、ちょっと実験してみました。
実験してみた
- 「さんぷるあかうんと(引用する側)」でログイン中です。
- 「さち(引用される側)」のこのツイートを引用してみます。(ツイートの個別ページのURLをコピペすると引用できます)
- 引用を含むツイートを投稿しました。
- 「さち(引用された側)」に「さんぷるあかうんと(引用した側)」をブロックさせます。
- 引用を含むツイートは、「このツイートはありません」という表示になりました。
- しかし、引用元URLを開いてみると…
- ツイートは存在しています。「このツイートはありません」と表示されても、引用元ツイートが削除されたとは限らないのです。
- 今度は、ブロックを解除させます。
- すると、再び引用元ツイートが表示されるようになりました。
「このツイートはありません」という表示は、一見、引用元ツイートが削除されたように見えます。
しかし、引用元URLを開くとツイートが存在する場合は、「ブロック」が原因である可能性が高いです。
ちなみに、例では引用された側(さち)からブロックをしましたが、引用した側(さんぷるあかうんと)からブロックをしても同じ現象が起きます。
多くの場合、引用した側が引用元の気分を害するようなことを書いて、引用元からブロックされる流れだと思います。しかし、引用して即ブロックを決める一方的な展開もなきにしもあらず……?
どちらにせよ、この仕様を知っている第三者には、「この人たち何か揉めてるな」ということがバレバレです。
ツイッターは平和的に使いましょうね。
「引用」すると引用元に通知が行く
引用機能は引用元ツイートを表示するだけのものではありません。
リプライと同じように、引用したツイートが「通知」に届きます。(コメント付きの非公式RT、いわゆる「QT」のような状態)
引用ツイートに書いたコメントは引用元の人に筒抜けです。(「通知」を開くと嫌でも目に入る)
つまり、自分のコメントを本人(引用元)が読む可能性は、公式リツイート後に別途コメントをツイートするより格段に高いのです。
だから、「このツイートはありません」という状態が起きやすいのでしょう。
基本、平和的にツイッターを使っている人であれば、この仕様を気にする必要はありません。
逆に、良いコメントであればそれが引用元の人に届きますから、(反応はなくても)きっと喜んでくれるはずです。リプライで直接伝えるのは恥ずかしい時に、引用機能を使えば互いに幸せになれるかもしれませんね。
コメント
ブロックされていないのに「このツイートはありません」という表示が出る時があります。ミュートされているのでしょうか。
状況が分からないので何とも言えないですが
「このツイートはありません」の原因の一つにブロックがあるだけなので
他の理由でその表示が出る可能性はあると思います。