こんにちは、さち です。
そろそろ大掃除はじめないとヤバイなと思っていると
蛍光灯が切れかけてパカパカしはじめました。
急遽、取り替えるために
いつもとは違う近場の店に蛍光灯を買いに行きます。
ズラッと商品ならぶ電球・蛍光灯コーナー。
いつもは実際に点灯している蛍光灯の見本を見て
一番白っぽい色(=昼光色)を買うのですが
あいにくその店には点灯している見本がありません。
仕方なく、昼光色の蛍光灯を物色していると
各メーカーが色の名前を独自に付けている…。
「クリアデイライト色」って一体何色だよ!?ヘルプミー!
ということで、ちょっと調べてみます。
まずは、3種類の色を再確認
蛍光灯,LEDランプ の色には
「電球色」「昼白色(ちゅうはくしょく)」「昼光色(ちゅうこうしょく)」の3種類があります。
各色の特徴を簡単におさらいしましょう。
「色温度」は、簡単に言うと白の色味を表すものです。
色温度が低いと赤みのある白、高いと青みのある白になります。
各色と色温度の関係を図にするとこんな感じ。
※注意:あくまでイメージであり実際の色を示すわけではない
昼の太陽光が 5000~6000K 程度なので
その色温度に近い「昼白色」「昼光色」には
「昼」という文字が入っているのでしょうか。
色の種類には、「電球色」と「昼白色」の間にさらに
3500K の「温白色(おんぱくしょく)」,4200K の「白色」がありますが
あまり見かけません。
多くの人は普通の白色を選びたいと思うでしょう。
では、「昼白色」を選べばいいかというとそうでもありません。
実は、日本人はやや青みのある白色をより白く感じるので
昼白色より昼光色の方が白く感じる傾向があります。
実際、テレビの色温度は 9300K とさらに高く
白色はかなり青白いはずなんですが違和感ないですよね。
一時期話題になった iPhone の尿液晶(白が黄ばんで見える液晶)は
青白い色を好む日本人の傾向が関係していたとも言われています。
各メーカーごとの色の名前
各メーカーが独自に色の名前を付けていることが多く
訳がわからないことになっています。
(一般的な色名も小さく併記している場合もあります)
実際、蛍光灯を買いに行ったとき
各メーカーで色名がバラバラで混乱しかけました。
(LEDランプ は一般的な色名での表記が多い)
東芝は凝った名前すぎて伝わらないパターンで
逆に、日立はシンプルすぎて伝わらないパターンでしょうか。
一番想像が付いて伝わりやすいのはNECな気がします。
商品パッケージの色は各メーカー共に似ていて
「電球色」は、赤やオレンジ
「昼白色」は、緑
「昼光色」は、青
であることが多いようです。
ちなみに、人間は 5300K 以上で涼しい感じを受け
3300K 以下では暖かい感じを受けるらしいので
夏は「昼光色」、冬は「電球色」にするのも面白いかも。
年末の大掃除で蛍光灯を取り替えるときは
くれぐれも色名にご注意ください。
【参考サイト】
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