ペンタブ(Wacom)の筆圧が効かないときの対処法【Win10】

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こんにちは、さち です。

PC で絵を描くときに
必須と言っても過言ではないペンタブレット(以下:ペンタブ)。

私もワコム(Wacom)のペンタブを使っているのですが
時々、ドライバーの不具合で筆圧が効かなくなることがあります。

そこで、今回は
PC を再起動せずにペンタブのドライバーだけを再起動する方法について
書いていきます。

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PC環境

私の PC 環境は下記のとおりです。

OS: Windows 10
ペンタブ: Intuos 4
ドライバー: 6.3.17-3(バージョン)

ペンタブ,OS,ドライバー の種類やバージョンなどが違うと
「サービス」の名前や操作手順が異なる可能性があります。
注意して下さい。

正常動作の場合

操作画面

ペンタブが正常な時は
関連していると思われるバックグラウンドプロセスが5つありました。
(PC環境によっては数が異なるかもしれません)

ペンタブの動作に問題がある時は
バックグラウンドプロセスの数が過不足していることが多かったです。

不具合が出た場合、PC を再起動する人が多いと思いますが
時間がかかるため面倒です。
ペンタブのドライバーだけを再起動してみましょう。

解決方法

【その1】ペンタブのドライバーを再起動する

  1. SAI, Photoshop, CLIP STUDIO PAINT など
    イラストソフトを起動している場合は終了します
  2. 「Ctrl + Shift + Esc」キーを押し「タスクマネージャー」を起動。
    簡易表示になっている場合は、「詳細」をクリック。
    操作画面
  3. 「サービス」タブを開きます。
    操作画面
  4. 「WTabletServicePro」上で「右クリック」→「再起動」。
    操作画面

これで、ペンタブのドライバーの再起動は完了。
1度の操作で筆圧が復活しないときは
ドライバーの再起動を何度か行ってみて下さい。

それでも直らない場合はこちらの記事の方法も試してみて下さい。

→ 再起動してもペンタブ(Wacom)が直らない時の対処法【Win10】

それでもダメな時は
ペンタブのドライバーを別バージョンのものに変えてみましょう。

再起動の際に、アクセス拒否などのエラーが出る場合は
次項の 解決方法2 を試してください。

【その2】サービス管理ツールを使う方法

前項の 解決方法1 ではアクセス拒否などのエラーが出た場合は
次の手順を行って下さい。

  1. SAI, Photoshop, CLIP STUDIO PAINT など
    イラストソフトを起動している場合は終了します
  2. 「Ctrl + Shift + Esc」キーを押し「タスクマネージャー」を起動。
    簡易表示になっている場合は、「詳細」をクリック。
    操作画面
  3. 「サービス」タブを開きます。
    操作画面
  4. ウィンドウ下部にある「サービス管理ツールを開く」をクリック。
    操作画面
  5. 「Wacom Professional Service」を選択。
    (同名のものがない場合は「TabletServiceWacom」を選択)
    ツールバーにある「サービスの再起動」ボタンをクリックします。
    操作画面
  6. サービスが再起動されます(時間がかかることがあります)。
    操作画面

これで、ペンタブのドライバーの再起動は完了。
1度の操作で筆圧が復活しないときは
ドライバーの再起動を何度か行ってみて下さい。

それでも直らない場合はこちらの記事の方法も試してみて下さい。

→ 再起動してもペンタブ(Wacom)が直らない時の対処法【Win10】

それでもダメな時は
ペンタブのドライバーを別バージョンのものに変えてみましょう。

【その3】バッチファイルで簡単に再起動

サービスを使用した方法が面倒な人はバッチファイルを使いましょう。
前項と同様の操作を自動で行います(プロセスの終了も行います)。

自作のバッチファイルを置いておくので必要な方はどうぞ。
(使用は自己責任で)

→ バッチファイルをダウンロード(2017/03/11 更新)

バッチファイルの使い方は次のとおり。

  1. ダウンロードしたzipファイルを解凍すると
    「TabletReboot.bat」ができます。
    操作画面
  2. SAI, Photoshop, CLIP STUDIO PAINT など
    イラストソフトを起動している場合は終了しておきます
  3. バッチファイルを「右クリック」→「管理者として実行」で開きます。
    (ユーザーアカウント制御のダイアログが出たら、「はい」をクリック)
    操作画面

これでペンタブドライバーの再起動は完了です。
1度の操作で筆圧が復活しない場合は
バッチファイルの実行を何度か行ってみて下さい。

バッチファイルの性質上、黒い画面(コマンドプロンプト)が表示されますが
正常に動作している証拠なので問題ありません。

バッチファイルは必ず「管理者として実行」して下さい。
そうしないと、ドライバーの再起動ができません。

クリックだけで「管理者として実行」する

「右クリック」→「管理者として実行」が面倒な人は下記の手順を行って下さい。

  1. バッチファイルを「右クリック」でドラッグ&ドロップして
    「ショートカットをここに作成」を選択。
    操作画面
  2. バッチファイルのショートカットができました。
    このショートカットを選択して「Alt + Enter」キーを押しましょう。
    (ファイルの「プロパティ」が起動します)
    操作画面
  3. 「詳細設定」ボタンをクリック。
    操作画面
  4. 「管理者として実行」にチェックを入れ、「OK」をクリックして閉じます。
    操作画面
  5. 今後はこちらのショートカットを使うようにして下さい。
    普通にクリックするだけで「管理者として実行」できます。
    (ショートカットの名前は変更しても構いません)
    操作画面

 

コメント

  1. 匿名 より:

    問題が解決しました!ありがとうございます。

  2. 困ってた人 より:

    最初の方法で解決しました! 助かりました!

  3. 通りすがり より:

    wacomのアップデート後に筆圧を感知しなくなり困っていましたが、助かりました!ありがとうございました!

  4. より:

    解決しました!わかりやすく大変助かりました!

  5. 匿名 より:

    最初の方法で解決しました! 助かりました!ありがとうございます!

  6. 匿名 より:

    こういう情報を知れるのはとてもありがたいことです。おかげ様で直りました。本当に感謝しています。ありがとうございました。

  7. 匿名 より:

    ありがとうございます!一つ目で解決しました!
    2016年の記事が2020年の今も役立ってます。このまま置いといてくださいー。

  8. 匿名 より:

    問題そのものは解決できませんでしたがバッチファイルのおかげでいちいち再起動する手間に煩わされることがなくなりました。
    素晴らしいものを公開していただき本当にありがとうございます。

  9. ちゃち より:

    今まで、作業を中断してPC再起動をしていたので、この記事のおかげで助かりました。
    ありがとうございます。

  10. 匿名 より:

    再起動バッチファイルを検索してこちらにたどり着きました
    情報提供ありがとうございました!

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