こんにちは、さち です。
最近、iPhone のロック解除時に
「音声コントロール」を誤爆することが多くあります。
原因は、iOS 10 からロック解除にホームボタンを押す操作が入ったこと。
ホームボタンを長押ししなければいいことなんですが
指紋認証を意識してつい指に力が入り
「音声コントロール」が起動されてしまうことがあるのです。
今回は、この誤爆を防ぐ iPhone 設定について書いていきます。
ロック解除時に「音声コントロール(Siri)」が起動する
- iPhone(iOS 10) のロック画面です。
ロック解除をするためホームボタンを押します。
- このとき同時に指紋認証もされるので
指紋が読み取りやすいよう、強めにホームボタンを押します。
すると、長押し(ホールド)になってしまい「音声コントロール」が起動。
(「Siri」がオンの場合は「Siri」が起動します)
「音声コントロール」も「Siri」を使う気はないので
これらの機能自体をオフにできればいいんですが
公式にそのような方法は用意されていません。
ロック画面での長押しを無視させる
ロック画面での長押しを無視させるようにすれば
ロック解除時に「音声コントロール」が起動することはありません。
ただし、「音声コントロール」にはそのような設定がないので
「Siri」に切り替える必要があります。
- 「設定」をタップ。
- 「Siri」をタップ。
(「Siri」がない場合、「一般」→「機能制限」→「Siriと音声入力」をオン)
- 「Siri」をオン。
- 「Siriを有効にする」をタップ。
今後は、「音声コントロール」でなく「Siri」が起動します。
- 「ロック画面でのアクセス」をオフにします。
これで、「Siri」はロック画面で起動しません。
つまり、ロック画面でホームボタンを長押ししても大丈夫!
(音声で Siri を起動させない場合は「"Hey Siri"を許可」をオフに)
ただし、この方法を使用するには
ロック解除にパスコードを設定している必要があります。
パスコード未設定の場合、ロック解除という操作自体がないので
当然といえば当然なんですが、ご注意下さい。
ちなみに、
『この設定をしてから「Siri」をオフにすれば
「音声コントロール」でも長押しが無効になるんじゃない?』
と思ったのですが、そんな甘くはありませんでした。
「音声コントロール」には効果なし。「Siri」のままにしておきましょう。
キーボードに「音声入力」アイコンが出る場合
前項の設定を行うと
キーボードに「音声入力」アイコンが表示されることがあります(上図)。
その場合は、下記の操作をしましょう。
- 「設定」をタップ。
- 「一般」をタップ。
- 「キーボード」をタップ。
- 「音声入力」を「オフ」にします。
すでに「オフ」になっている場合は
一度「オン(有効)」にしてから、再度「オフ(無効)」にします。
- 「音声入力」が消え、「キーボード切り替え」ボタンだけになりました。
謎なのは、設定で「音声入力」を「オフ」にしているのに
キーボードに「音声入力」ボタンが表示される場合があることです。
「機能制限」で「Siri」をオフにしている人が前項の設定を行うと
この問題を引き起こす可能性があります。
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