こんにちは、さち です。
Sublime Text 3 で SublimeLinter を使っているのですが
CSSLint だけ、やたらチェックが厳しいように思います。
超スパルタで細かい注意事項も見逃してくれないイメージ。
人間、あまりに融通が効かないのも問題です。
Linter さんは人間じゃないけど。
ということで、CSSLint のチェックを緩くしてエラーを見逃してもらいます。
CSS のチェックが厳しすぎる説
- エラーだらけの CSS。
でも、記述方法が間違っているわけじゃないんですよ。
- エラー内容は「Don't use IDs in selectors.」。
「セレクターに id 使うんじゃねーよ」とのことです。
id を使ってはいけない理由は
class と違って再利用できないし
class でもパフォーマンス(速度)は大差ないからのようです。
言いたいことは分かる!分かるけれども……
JavaScript 用に id を設定すると CSS でも使いたくなっちゃうんです。
多めに見てくんちぇ~。
真面目に話すと、現実的な問題もあります。
エラーだらけになると『はいはい、またいつものエラーね』と受け流すため
エラーを気に止めなくなってしまいます。
小言が多いと、大事なことを叱る時にも聞き流されてしまう感じですね。
これはよろしくありません。
エラーを見逃してもらう
そのエラー出すのやめてくんちぇ~という項目がある場合は
見逃してもらうように設定をしましょう。
私の Sublime Text はパッケージ「Japanize」により日本語化してあるので
英語表示の人は下記手順を適当に読み替えて下さい。
- 見逃して欲しいエラーの種類を確認します。
エラー内容の後にあるカッコ内に書かれているものがそれです。
今回の id の例で言えば、「ids」ですね。
- メニューの「基本設定」→「Package Settings」と進みます。
- 続いて、「SublimeLinter」に進みます。
- 「Settings - User」をクリック。
- 「user → linters → csslint → ignore」に
見逃して欲しいエラーの種類をダブルクォートで囲んで記述(シングルクォート不可)。
ファイル(SublimeLinter.sublime-settings)を上書き保存します。
(現在は、ファイル構造が異なるのでこちらの記事も併せて参考にして下さい)
- 「ids」のエラーが消えました。
見逃して欲しいエラーが複数ある場合は、コンマで区切って記述しましょう。
ちなみに、「ignore」は「無視する,気づかないふりをする」という意味です。
特定のファイルだけ見逃してもらう
特定の CSSファイル でのみ見逃して欲しいという場合は
そのファイルに設定を直接記述します。
- 先ほどと同じく「ids」のエラーを見逃してもらいます。
- CSS ファイルに直接記述します。
記述形式は、「/*csslint エラー名: false*/」です。
記述場所はどこでもいいですが、先頭にしておくと分かりやすいです。
- 「ids」のエラーが消えました。
エラー名と設定は、「,(コンマ)」で区切ることで複数記述できます(改行も可)。
false の部分を true にすると逆にエラーチェックが有効になります。
闇雲にエラーを消しまくってもよくないので
『エラーの意味は十分理解している!でも……でも見逃してくれいっ!!!』
というものだけを設定しましょう。
【参考サイト】
→ CSSLintのRulesの超訳 - GitHub
→ Command line interface · CSSLint/csslint Wiki - GitHub
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