FileZilla:一時的にファイルを強制上書きアップロードする

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操作画面

こんにちは、さち です。

普段、FileZilla(FTPクライアントソフト) で
新しいファイルだけを自動でサーバにアップロードしています。
つまり、古いファイルはアップロードされません。

しかし、アップロードしたファイルに問題(バグ等)があった時は
一時的に古いファイルを上書きアップロードしたいことがあります。
普段とは真逆の行為なので、普段の設定のままではそんなことできません。

でも、FileZilla の設定をいちいち変更するのは面倒です。
何か良い方法ないかな? と思ったら、丁度良い便利な方法が!

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新しいファイルしか上書きしない設定は便利だけど…

  1. メニューの「編集」→「設定」。
    操作画面
  2. 「ファイル存在時の動作」を選択して
    「既定のファイルが存在したときの動作」の「アップロード」の項目を確認。
    「元のファイルが新しければファイルに上書き」する設定になっています。
    操作画面
  3. この設定だと、不具合(バグ)等の理由で
    あえて古いファイルに戻したくてアップロードをしようとしても……
    操作画面
  4. 上書きできません。
    そういう設定なので当然なんですが……。
    操作画面

古いファイルを誤って上書きしないための機能なので
ミスを防ぐ目的としては便利な機能なんですが
あえて古いファイルに戻したい場面では逆に不都合です。

一時的に、強制上書きする

設定されているアップロードの既定の動作は変更せず
一時的に強制上書きできるようにしてみましょう。

  1. メニューの「転送」→「ファイル存在時の既定の動作」。
    操作画面
  2. 「アップロード」を「ファイルに上書き」に変更して、「OK」をクリック。
    操作画面
  3. これで、古いファイルをアップロードすると……
    操作画面
  4. 強制的に上書きできました。
    操作画面

上記の設定は、「現在のセッション」のみ有効です。
つまり、「ファイルに上書き」は現在起動中の FileZilla でのみ有効で
次回起動時は「元のファイルが新しければファイルに上書き」に戻ります

この特性により「設定」の戻し忘れによるミスを防げるので
一時的に強制上書きアップロードする場合はこの方法を使うと安心ですね。

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