エクセル:カーソルが吹っ飛ぶ「Ctrl+方向」キーを味方につける

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操作画面

こんにちは、さち です。

Excel を使っている時に、突然「カーソル」がものすごく端まで吹っ飛んだ経験ないですか? 原因は、Ctrl + 方向 キーの誤爆です。

ただ、この機能、上手く使えばすごく便利なんです。

理解すれば、誤爆しても一瞬で元の位置に戻れるようになるので、ぜひ覚えて使いこなしましょう!

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【使い方1】 空白のセルまでジャンプ

Ctrl + 方向 キーを押すことで、データ入力が途切れている「セル」まで一気にジャンプできます。言葉だと分かりにくいので、実際の例を見てみましょう。

  1. 例えば、このような表があります。カーソルを「C1」に置いた状態で、Ctrl + キーを押すと……
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  2. (「C1」より下にあるセルで)データ入力が途切れているセル「C4」までジャンプします。空白のセルの隣まで一気に移動できるわけです。
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ちなみに、この操作に Shift キーを加える(Ctrl + Shift + 方向 キーを押す)と、セルのジャンプと同時に「選択」を行えます。これも地味に便利なのでぜひ使いこなして下さい。

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【使い方2】 次の入力済みセルまでジャンプ

隣接したセルが空白である場合、次にデータ入力されているセルまで一気にジャンプします。言葉だと分かりにくいので、実際の例を見てみましょう。

  1. カーソルを「C4」に置いた状態で、Ctrl + キーを押すと……
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  2. (「C4」より下にあるセルで)空白でないセル「C9」までジャンプします。
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  3. ちなみに、カーソルを空白のセル「C6」に合わせて Ctrl + キーを押すと……
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  4. この場合も、空白でないセル「C9」までジャンプします。
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端まで吹っ飛んだときの対処法

これまでの解説で、Ctrl + 方向 キーを誤爆するとシートの端まで吹っ飛ぶ理由が分かりましたよね? 移動する方向の先に空白でないセルがないからです。

操作画面

元の位置に戻るには、誤爆と逆のことをすれば良いのです。

例えば、Ctrl + キーでシートの一番下まで吹っ飛んでしまったときは、反対の Ctrl + キーを押せば、一瞬で元の位置に戻れます。

もう、マウスのホイールを一生懸命クルクルする必要はありません。

注意点

空白のように見えるセルであっても、「数式」や「スペース」が入力されているセルは空白と見なされません。

  1. 例えば、カーソルを「D1」に置いた状態。ここで、Ctrl + キーを押せば、「D4」にジャンプするかと思いきや……
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  2. 「C9」までジャンプしてしまいます。
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  3. 「D5」~「D8」は空白のように見えますが、実際は「数式」が入力されているからです。
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まとめ

Ctrl + 方向 キーについてのまとめ。

  • 「空白」セルと「入力済み」セルの境界に移動できる
  • 見た目が空白でも「数式」「スペース」は入力済みセルと見なされる
  • 「入力済み」セルがないとシートの端まで飛ぶが、同機能ですぐ戻れる

機能を理解すれば、誤爆も大した問題ではなくなりますし、カーソル移動に役立つはずです。ぜひ使いこなしてみて下さいね。

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