こんにちは、さち です。
先日、裸の 内蔵HDD からデータを取り出したいことがありました。
しかし、その場で使えるのは ノートPC のみ。
そもそも、裸の 内蔵HDD は3.5インチですし
ノートPC には「SATA」コネクタの空きもないので
HDD を増設するという方法は使えません。
そこで、内蔵HDD を 外付けHDD として扱える機器を入手することに。
最初は、「SATA」を「USB」に変換するケーブルを探していたのですが
どうせなら、同機能を持った上で HDD のクローン(完全コピー)もできる
クローンHDDスタンド「MAL-5135SBKU3」を買うことにしました。
そんなに高くないですし。
この商品の特徴
クローンHDDスタンド は他にも色々あるんですが
「MAL-5135SBKU3」の特徴は下記のとおり。
- エラースキップ機能がある
- ドライブがカバーで覆われない(熱が逃げやすい)
- 10TBまで対応
ある意味、これがこの商品を選んだ理由でもあります。
もちろん、他の類似品と同じように
USBケーブル で PC と接続することにより
内蔵HDD を 外付けHDD のように使うことができます。
開封してみる
- 実際の商品がこちら。
- 1万円未満で買える クローンHDDスタンド で
「エラースキップ機能」を搭載しているのは珍しいですよね。
- 箱の中身から付属品を取り出しました。
「本体」」「ACアダプタ(1.4m)」「USB3.0ケーブル(70cm)」「取扱説明書」です。
USB3.0ケーブルのコネクタ形状は,「A」と「B」です。
- 本体の差込口はこんな感じ。
コネクタは「SATA」で、2.5インチ,3.5インチ の HDD/SSD を差し込めます。
2.5インチ用の出っ張りはバネ式で、奥に押し込むことができます。
- 本体の裏はこんな感じ。
USB3.0ケーブル,ACアダプタの差込口と電源スイッチがあります。
電源スイッチはプッシュ式です。
- 「DISK1」スロットに3.5インチのHDDを挿し込んでみました。
実際に使ってみる
今回は、USBケーブル で 内蔵HDD を 外付けHDD のように扱い
必要なデータをコピーすることが目的です。
(クローンは使いません)
- 「DISK1」スロットに SSD,「DISK2」スロットに HDD を接続。
USBケーブル を PC に接続して電源オン。
「POWER」「DISK1」「DISK2」の LEDランプ が点灯しました。
- 「PC」側で確認すると、ちゃんと 外付けHDD として認識されています。
(「DISK1」「DISK2」は別々の ドライブ として表示されます)
あとは、普通の 外付けHDD と同じように使えます。
まとめ
良い点,残念な点 を挙げるとこんな感じ。
■良い点
- エラースキップ機能がある
- ドライブがカバーで覆われない(熱が逃げやすい)
- 10TBまで対応
- 意図しないクローンが行われないようになっている
■残念な点
- 2.5インチドライブを挿し込むと支えが少なくて不安
- 「DISK」と「コピー進捗」の LED を別々に分けて欲しかった
USBケーブル が接続されている場合は
「COPY」ボタンを押してもクローン作業は行われない仕様。
これは地味にありがたい気遣いです。
HDD を2つ挿して 外付けHDD として使っていたら
いつの間にかクローンされていたという事故は起こりません。
また、実際にクローンを作成する際も
「COPY」長押し→インジケーター点滅→再度「COPY」を押す
という段階を経ないといけないので、誤操作はほぼ防げそう。
ただ、2.5インチドライブを挿し込んだ場合
ドライブの直立を支える面積が少ないのは不安。
スタンド,ドライブ共に SATA コネクタを傷めないかが心配です。
不満点がまったくないわけではないですが
とりあえず、思い通りのことはできたのでその点は満足でした。
クローン機能を使う機会があったら改めて記事を書きたいと思います。
MARSHAL 第3世代クローンHDDスタンド MAL-5135SBKU3 CS6038 MARSHAL(マーシャル) by G-Tools |
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