こんにちは、さち です。
エクセル(Excel)では、「式」を作るときに「セル」の指定を行いますが
このセル指定は「シート」をまたいですることも可能です。
同じ形式のデータを複数のシートに入力している場合
「式」でのシートの指定を可変にしたいことがあります。
今回は、その方法について書いていきます。
式に入力する「シート名」を可変にする
- 例として、このような表を作ってみました。
「だいや」「よしこ」という2つのシートがあり、それぞれにデータが入力してあります。
別のシートから、これらの「好物(B6セル)」のデータを抽出してみましょう。
- 新しく「処理」シートを追加し、データ抽出用の式を作りました。
式で使っている「INDIRECT」は、セル番号やシート名を直接入力できる関数です。
(INDIRECT関数 の詳細は、こちらの過去記事を参考にして下さい)
- シートをまたいだセル指定は「シート名!セル番号」の形式で行います。
(シート名の後に「!」が必要なので付け忘れないよう注意)
今回は、「A3」セルの内容をシート名として使っています。
- 結果はこのとおり。
ちゃんと「だいや」シートからデータが抽出されています。
- 「A3」セルを編集して、抽出対象を「よしこ」シートに変更。
結果が、「チョコレート」に変化しましたね。
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