こんにちは、さち です。
先日、2018/09/18に iOS 12 の配信がはじまりました。
早速、iOS 12 にアップデートしてみたので
使ってみた感想について書いていきたいと思います。
iPhone の環境
今回、iOS 12 にアップデートした iPhone の環境は下記のとおりです。
異なる環境では状況が異なる可能性があるので、注意して下さい。
| 端末 | iPhone X（SIMフリー） |
|---|---|
| iOS | 11.4.1 → 12.0 |
| SIM | LINEモバイル（ソフトバンク回線） |
アップデート後、Bluetooth が勝手にオンになる
iOS 12 にアップデートをすると Bluetooth が勝手にオンになります。
これは、iOS のメジャーアップデート時に毎回起きる現象で
今回も例外ではありません。
普段、Bluetooth を使わない人は
バッテリーがもったいないので、「設定」から「オフ」にしておきましょう。
（「コントロールセンター」からだと完全な「オフ」にはできない）
LINEモバイル での使用に問題ない？
大手キャリア（ドコモ，au，ソフトバンク）ではまず問題ないですが
格安SIM は、iOS のメジャーアップデートで
通話，データ通信に問題が出ることがあります。
私も 格安SIM の「LINEモバイル」を使っていますが
通話，通信ともに正常に使用できています。
この部分に問題があると、スマホはただの板になってしまうので
とりあえず、第1関門は突破！ ひと安心です。
iOS 12 で不具合の出るアプリは？
iOS 12 にするとアプリに不具合が出るかもと予想していましたが
実際には、一つもありませんでした。
一応、使ってみて問題なかった主なアプリを書いておきますので
よろしければ、参考にしてみて下さい。
■ コミュニケーション，SNS
- LINE
- Hel2um（ツイッタークライアント）
- Spark（メールクライアント）
■ 生活，スケジュール
- Googleマップ
- Yahoo!天気
- Yahoo!防災速報
- Yahoo!カレンダー
- Jカレンダー
- Ucカレンダー
■ 動画，ライブ配信
- YouTube
- niconico（ニコニコ動画）
- AbemaTV
- VLC（動画プレイヤー）
■ ゲーム
- ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル
- ぷちぐるラブライブ！
- ゴシックは魔法乙女
- けものフレンズぱびりおん
■ オンラインストレージ
- Dropbox
- Permanote（Dropbox上のテキスト編集）
- Googleドライブ
- Googleフォト
■ テレビ，レコーダー
- Gガイドテレビ番組表
- どこでもDIGA
- media access（DIGA視聴アプリ）
■ その他
- マクドナルド
- Yahoo!ショッピング
- ミラカメラ（無音カメラ）
- PanecalST（電卓アプリ）
- Excel
- Timetodo（ToDoアプリ）
LINE は「トーク」「無料通話」ともに使用できました。
ゲームは、ログインボーナス，イベントなどがあるので
正常に動くか気にする人は意外と多いかもしれません。
上記で挙げた4つのゲームアプリはすべて
公式運営が iOS 12 での動作を保証していませんが普通に動きました。
スクフェスは、「おしらせ」のスクロール時に少しちらつきが出ますが
ゲームプレイ（ライブ）自体は正常に行えます。
「もう一つの容姿」追加で Face ID 問題は解決するか？
iOS 11 までは、Face ID に使う「顔」の登録は1つしかできませんでしたが
iOS 12 は、「もう一つの容姿」として2つ目の登録ができるようになりました。
もともと、Face ID はマスクをしていたり、iPhone が横向きだったりすると
顔を認証してくれないという問題がありました。
「もう一つの容姿」を使うことで、解決できるかもしれません。
まずは、マスク問題を解決できるか検証。
このようなマスクを装着した顔を「もう一つの容姿」として登録してみます。
「顔の認識が妨げられています」と表示され、登録すらできませんでした。
鼻が隠れた状態の顔は、そもそも登録させてくれないみたいです。
マスク問題、解決せず！
続いて、横向きの iPhone 問題を解決できるか検証。
iPhone を横向きにした状態で顔を登録してみます。
「枠内に顔を入れてください」と表示され、こちらも登録できませんでした。
もちろん、顔は枠内に入れてますが、横向きでは顔として認識しないようです。
横向き iPhone 問題も、解決せず！
ということで、Face ID の2つの問題はどちらも解決しませんでした。
本来の用途どおり、家族など複数人で端末を共有するときに
「顔」データを複数登録するという使い道しかなさそうです。
少し期待していただけに、この結果は非常に残念です。
その他
「バッテリー消費」は iOS 11 と変わらない印象です。
「動作速度」は、Apple によると高速化されているようですが
iPhone X だと、iOS 11 との差は体感できない程度です。
そして、iOS 11 で発生していた絵文字が「…」になる問題。
「…」をタップすると絵文字が大量に入力される謎の現象が起きていました。
実際の様子を録画したものがこちらです。
絵文字が「…」になって、テンション高すぎる人のツイートみたいになるのやめてほしい✌️ #iPhone #iOS11 pic.twitter.com/dWqhev4QIm
— さち (@uminosachi_) 2017年12月10日
今のところ、iOS 12 でこの現象は出ていないので解決したかもしれません。
（再発する可能性もあるので解決したとは言い切れない）
また、iOS12 では AR（拡張現実） を利用した「計測」が標準アプリとして追加されました。
（iOS11 でもサードパーティー製のものはあった）
実物のメジャーと「計測」を比較して精度を確認してみたのがこちら。
20cm がほぼ一致していました。
（四角い物は自動認識され、縦と横の長さが計測される）
この後、1m も測ってみたところ iPhone の「計測」では 97cm でした。
あまり精度を求めないで簡易的に長さを測るだけであれば
iPhone の「計測」でも間に合うかもしれません。
ただ、「計測」の使用中は iPhone 本体が結構熱くなります。
iPhone への負荷が高く、バッテリー消費も激しそうです。
長時間使うのは控えた方がいいかもしれません。
他にも、新機能「スクリーンタイム」や
iPhone X でのアプリ終了方法の変更などについて書こうかと思ったのですが
他サイトでよく触れられているので、そちらにお任せします。
「スクリーンタイム」の計測がリセットされるタイミングがよく分からない
ということは、お伝えしておきます。
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