こんにちは、さち です。
Windows には「デフラグ」という機能があります。
「デフラグ」とは、ディスクドライブの中であちこちに散らばったデータを、整理整頓してファイルの読み込み速度を上げる機能。「デフラグ」は自動で行われ、HDD の読み込み速度を上げるのに役立っています。
しかし、SSD は散らばったデータの読み込み(ランダムアクセス)がもともと速い! デフラグはあまり必要ありません。むしろ、デフラグによって「TBW(総書き込み容量)」を消費するので、SSD の寿命を縮めます。
ということで、Windows による SSD のデフラグを無効にしてみましょう。
SSD のデフラグを無効にする
- エクスプローラーで「PC」を開きます(開き方が分からない時は、画面左下にある検索ボックスから「PC」で検索して開く)。どのドライブでも良いので選択して、Alt + Enter キーを押します(ドライブ上で「右クリック」→「プロパティ」でもOK)。
- 「プロパティ」が開いたら、「ツール」タブを開きます。
- 「ドライブの最適化とデフラグ」にある、「最適化」ボタンをクリック。
- 「現在の状態」を確認すると、「SSD(ソリッド ステート ドライブ)」の自動デフラグが行われているのが分かります。不要なので無効にしてしまいましょう。
- 「スケジュールされた最適化」にある、「設定の変更」ボタンをクリック。
- 「選択」ボタンをクリック。
- SSD を使っているローカルディスク(ドライブ)のチェックを外して、下部にある「OK」をクリックします。
これで、SSD のデフラグは無効になりました。(引き続き、HDD のデフラグは行われる)
HDD はランダムアクセスが遅いので定期的にデフラグする方が良いですが、すべてのドライブで「デフラグ」を無効にしたい場合は、手順「6」で「スケジュールに従って実行する」のチェックを外せばOKです(手順「7」以降は不要)。
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