液晶テレビを選ぶ時には"方式"を見るべし

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知らなきゃ損する薄型テレビを選ぶポイント(4)
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こんにちは、さち です。

前回までは液晶テレビとプラズマテレビの比較をしてきましたが
今回からは液晶テレビについて詳しく見ていきたいと思います。

液晶テレビには映像面でいくつかの欠点がありましたよね。
主に「残像感がある」「視野角が狭め」「黒色の表現が苦手」の3つです。

実はこれらの欠点については
各メーカーも液晶パネルの改良に努力を続けていて
以前に比べるとかなり改善されてきています。

そこでこの記事では液晶テレビに使われている
液晶パネルの種類について見ていきたいと思います。

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液晶パネルの種類

現在テレビに使われている液晶パネルは
「TN方式」「VA方式」「IPS方式」の3つがあります。

これらの3つの方式は「液晶」の並び方や動き方に違いがあり
それが理由で映し出される映像の特徴が変わってきます。

どう違うのか

それぞれの液晶パネルの特徴を表にまとめてみました。
比較表
※ 評価は3つの液晶パネルを比較した場合

TN方式は値段が安い傾向があるようですが
視野角が狭いため現在の液晶テレビでは使われることが減っているようです。

現在販売されている液晶テレビは
VA方式 か IPS方式 のどちらかである場合が多くなっています。

IPS方式の一番の特徴は視野角が広いことです。
ベッドから寝転がったて見たり
テレビの配置の関係で斜めから見ることが多い場合には
IPS方式のものを選んだほうがよいかもしれません。

コントラストが低いことが欠点で
VA方式と見比べると色の鮮やかさに物足りなさがあるかもしれません。
ただし、最近は新しく「IPSα」という新型パネルが開発され
コントラストも以前のものよりも高くなってきているようです。

VA方式の特徴はコントラストが高く色が鮮やかなこと。
発色のキレイさにこだわる方はVA方式のものを選ぶとよいかもしれません。

IPS方式に比べて視野角狭いことが欠点でしたが
シャープが「ASV液晶」と呼ばれる新型VA方式パネルを開発し
最近は視野角についても改善が進んできています。

方式を調べるには?

実際にテレビに搭載されている液晶パネルの方式は
各メーカーの液晶テレビの仕様表を見ると書いてあります。
仕様表は各メーカーのサイトや
お店に置いてあるパンフレットに載っています。
見本
[例] 東芝のサイトで見られる仕様表

ただし、一部のメーカーには記載されていないこともあります。
「書いてない=VA方式」と見てもいいような気がしますが
真実はそのメーカーのみぞ知るということになります。

IPS方式 と VA方式、共に欠点を改善する努力が行われていますので
以前に比べてその差は埋まってきているように思いますが
それぞれの方式の特徴を考えて液晶テレビを選びましょう。

プラズマテレビに比べて黒色の表現が苦手な液晶テレビ。
しかし、実はこの欠点も最近は改善される技術が出てきています。
次回はその点について書いてみようと思います。
次回は10/1(金)の予定です、よろしければまた次回も読んでやって下さいませ。

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この記事を作成するのにあたり下記サイト様を参考にさせ頂きました。

   → 液晶ディスプレイ - Wikipedia
   → ASV液晶 - Wikipedia
   → IPS方式 - Wikipedia
   → 技術情報 - 株式会社IPSアルファテクノロジ
   → TN?VA?IPS?液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう - ITmedia
   → 応答速度の数字はホンモノか!?液晶ディスプレイの動画性能をチェックしよう - ITmedia

記事トップにある液晶テレビの画像は
Love Free Photo 様 からお借りしました、ありがとうございました。


☆はじめにこの記事から見た方へ☆
(1)から順に見ていただくと分かりやすくなっています!

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