Premiere Elements で作る動画の文字をクッキリさせる方法
こんにちは、さち です。
動画を作る際に文字(字幕)を入れることがあると思います。
Premiere Elements で文字を入れようとすると
上の画像の一番上にある文字ように少しボケた感じになってしまいます。
そこで今回は
Premiere Elements で下の2つのように
クッキリとした文字(字幕)を入れる方法を紹介します。
方法1 - 文字を画像で作る
Premiere Elements で文字を入れるとボケてしまうのなら
Premiere Elements で文字を入れなければいいじゃないか!
そんな発想から行う方法です。
- Photoshop などのペイントソフトを使用して文字を作ります。
背景を透明にしておくのを忘れないようにしてください。
- 作成した文字を「PSD」で保存します。
PNGなどの透明色を扱える他の保存形式(画像フォーマット)を選んでもよいですが
あとで修正がしやすいようにPSDで保存しておくのがおすすめです。 - 保存したPSDファイルを Premiere Elements に読み込みます。
- 読み込んだPSDファイルをタイムラインに配置します。
PSDで作成した文字の方がクッキリとしています。
方法2 - エフェクトを使う
ボケているのなら
そのボケを取り除いてしまえばいいじゃないか!
そんな発想から行う方法です。
- Premiere Elements でいつもどおりに文字を入れます。
- 文字(タイトルクリップ)にエフェクトの「シャープ」をかけます。
- シャープの強さを調節します。
文字がクッキリしました。
それぞれの方法の特徴を理解する
紹介した2つの方法をまとめて比較してみると上の画像のようになります。
PSDファイルを使う方法は
ペイントソフトの文字装飾機能(レイヤースタイルなど)が使えるため
Premiere Elements を使って文字を入れるよりも
様々な装飾を簡単に入れることができて便利です。
しかし、文字の修正などをする場合は
わざわざペイントソフトを立ち上げる必要があるので
その点が不便に感じると思います。
シャープエフェクトを使用する方法は
シャープの効果の強さを調節できるため
「文字のクッキリさ」と「映像との馴染み具合」のバランスが取れます。
しかし、エフェクトで強制的に文字をクッキリさせている状態なので
効果を強くしすぎると文字のフチの色が変色したり
輪郭がガタガタになる(変なジャギが出る)ことがあるので注意が必要です。
2つの方法を紹介しましたがどちらも特色がある一長一短の方法ですので
場合や好みによって使い分けてみてください。
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