トラックを合成するPremiere Elements用プラグイン
Premiere Elements 11 からは
トラック間合成ができる「描画モード」が標準搭載されました。
プラグインを別途導入する必要はありません。
こんにちは、さち です。
今回は、画像のように
Premiere Elements でトラックを合成できる追加エフェクトプラグイン
「演算合成プラグイン(トラック間合成Plug-in,Track Blender)」を紹介します。
私は Premiere Elements を使い始めた当初から
このエフェクトプラグインをとても便利に使わせてもらっていたのですが
ブログに書いておこうと思いずっと忘れていました…。
それではさっそく詳細を見ていきます。
プラグインの導入方法
ここでは Premiere Elements 7 での導入方法について書いていきます。
他のバージョンではプラグインを入れるフォルダの場所が異なったり
そもそもプラグインが使用できない可能性もあるので注意して下さい。
- アイマスMAD/PV制作TIPSまとめwikiから
「演算合成プラグイン」をダウンロードします。 - ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると
プラグインファイルができます。
- プラグインファイルをプラグインフォルダへ移動します。
通常、プラグインフォルダは下記の場所にあります。C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Elements 7.0\Plug-ins\ja_JP
- Premiere Elements を起動すると
「トラック間合成」という名前でエフェクトが追加されています。
エフェクトの使い方
エフェクトのプロパティは上の画像のようになっています。
「入力トラック」で合成するトラックを決めます。
原則、トラック間合成を適用したトラックよりも下(背面)にあるビデオを選びましょう。
その方が機能が理解しやすい思います。
トラック間合成を適用したトラックよりも上(全面)にあるビデオを選ぶこともできますが
この場合は合成した映像の上に通常表示されたビデオがかぶってしまうので
ビデオクリップの「有効」のチェックを外さなくてはいけません。
描画モードは最初は「通常」になっているので
目的の描画モードに変更しましょう。
その他数値はすべて
「入力トラック」で選んだビデオに対して反映されるものです。
エフェクトを適用しているクリップではないので
間違えないように気を付けて下さい。
背景色が黒や白のクロマキーの映像の合成にも活用できます。
しかもクロマキーで抜くよりも簡単でキレイです。
とても便利で面白いエフェクトだと思います。
気に入った方はぜひ使ってみて下さい。
→ Premiere Elements 関連情報
→ Premiere Elements
見本で使った映像は下記サイトのものを使用させて頂きました。
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