新バージョンFirefoxに未対応のアドオンを強制使用する方法
こんにちは、さち です。
今回は、Firefox でのアドオンの互換性チェックを
無効にする設定方法を紹介します。
これを行うことで
新しいバージョンに未対応なアドオンでも
強制的に使用できるようになります。
では、さっそく詳しく見ていきましょう。
Add-on Compatibility Reporter を使わない利点
以前、Add-on Compatibility Reporter というアドオンを紹介しました。
Add-on Compatibility Reporter は
Firefox によるアドオンの互換性チェックを無効にすることで
新しいバージョンの Firefox に未対応のアドオンでも
強制的に使用できるしてくれる便利なものでした。
【追記】 現在のバージョンでは無効化できません
しかし、Firefox は
アドオンを多く入れるほど段々と動作が遅くなる傾向があります。
なので、アドオンの数は必要最低限にしぼっていきたいところ。
今回紹介する方法を使用すれば
Add-on Compatibility Reporter を使用することなく
新バージョンの Firefox に未対応のアドオンを強制使用できるので
少しでも Firefox を軽くしたいという方におすすめです。
設定手順
今回紹介する方法は
Firefox 自体の設定(about:config)を変更するため
設定を誤ると Firefox に不具合を起こす可能性があります。
そのため、ご使用は自己責任でお願いします。
そういうことはしたくないという方は
Disable Add-on Compatibility Checks を使用する方法の方が
簡単、安全、確実です。
- アドレス欄に「about:config」と入力して「Enter」キーを押します。
- 警告が表示されるので「最新の注意を払って使用する」をクリック。
- フィルタ欄に「extensions.checkCompatibility.バージョン」と入力します。
バージョンの部分には今使用しているFirefoxのバージョンを入力します。
今回は Firefox5 を使用している前提として
「extensions.checkCompatibility.5.0」と入力しました。 - 「extensions.checkCompatibility.5.0」の項目をダブルクリックします。
すると右端の「値」が「true」から「false」に変更されます。
「extensions.checkCompatibility.5.0」の項目がない場合は
「右クリック」→「新規作成」→「真偽値」と進みます。
設定名に「extensions.checkCompatibility.5.0」と入力し
真偽値は「false」を選択しましょう。 - 「about:config」を閉じます。
- Firefox を再起動します。
これで、アドオンのバージョンの互換性チェックが無効になり
本来なら未対応であるアドオンも強制的に使用できるようになります。
ただし、すべてのアドオンが
100%使用できるようになるわけではないので注意して下さい。
少数だとは思いますが
この方法でも使用できないアドオンがあるかもしれません。
アドオンの互換性チェックが必要になった場合は
値を「true」に戻しましょう。
項目自体を削除したい場合は
項目上で「右クリック」→「リセット」と進みましょう。
「about:config」を閉じると自動で削除されます。
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