URLバーからの検索をGoogle以外に変更する

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こんにちは、さち です。

Firefox の URLバー(アドレスバー、ロケーションバー) に
ウェブサイトの URL の代わりに単語を入力すると
Google でその単語を検索した結果のページが表示されることは
ご存知の方も多いと思います。

しかし、せっかくURLバーから検索ができるのであれば
他のサイトでの検索結果を表示して欲しいと思う人もいるはず。

そこで今回は
URLバーからの検索を
Googleではなく他のサイトに変更する方法について
書いていきたいと思います。

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変更方法

デフォルトでは
URLバーからの検索はGoogleが設定されていますが
これを「Wikipedia」に変更してみようと思います。

下記手順は「about:config」の内容を変更するため
自己責任で行うようにして下さい。

  1. URLバーに「about:config」と入力し「Enter」キーを押します。
    操作画面
  2. 警告が表示されるので「細心の注意を払って使用する」をクリック。
    操作画面
  3. フィルタ欄に「keyword.URL」と入力し
    表示された「keyword.URL」の項目をダブルクリックします。
    操作画面
  4. 検索結果が表示されるページのURLを入力します。
    このときURLは末尾に「検索ワード」を付け足せるような形にします。
    よく分からないという方は下記のサンプルを使用するか
    次項の「URLをどのような形にすればいいか」を参照して下さい。
    「URL」を入力したら「OK」をクリックします。
    操作画面

    ■サンプル
    主なサイトのURLサンプルを記述しますので
    よく分からないという方はこちらをコピペして下さい。

    【Yahoo検索】
      http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=
    【Yahoo辞書】
      http://dic.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=
    【Wikipedia】
      http://ja.wikipedia.org/w/index.php?search=
    【YouTube】
      https://www.youtube.com/results?search_query=
    【ニコニコ動画】
      http://www.nicovideo.jp/search/
    【Google検索(サジェストOFF)】
      https://www.google.co.jp/search?ie=UTF-8&complete=0&q=
    【Google日本語ナビ】
      https://www.google.co.jp/search?ie=UTF-8&sourceid=navclient&gfns=1&q=
      明らかに一致するサイトがある場合は該当サイトに直接アクセスし
      そうでない場合はGoogleでの検索結果を表示します。

  5. 「about:config」のタブを閉じます。

これで設定は完了です。
それでは実際に確認してみましょう。
URLバーに検索ワード「日常」を入力し「Enter」キーを押します。
操作画面

Google ではなく Wikipedia での検索結果が表示されました。
操作画面

デフォルト(Google検索)に戻したくなった場合は
手順「3」の部分で
「keyword.URL」の項目の上で「右クリック」→「リセット」とすればOK。

URLをどのような形にすればいいか

前項の手順「4」で入力するURLは
形が不適切だとエラーが出て検索ができません。

恐らくここが一番つまずきやすい部分だと思うので
少し詳しく書いていきたいと思います。
今回は例として「Yahoo検索」での手順を見てみます。

まずは適当なワードで検索をします。
このとき「XXXXXX」など目につきやすい検索ワードにしておくとよいです。
操作画面

検索結果ページのURLに注目します。
矢印のあたりに先ほどの検索ワード「XXXXXX」が表示されているのが分かります。
このURLを登録に適した形に変えていきます。
操作画面

実は検索結果のページのURLには規則があります。

  • 「?」を境目に2つに分割できる
  • 「?」より後の部分は複数の項目が「&」で結ばれている
  • 項目1つ1つは「〇=△」という形になっている(△は空のこともある)

この規則に従いURLの形を変えていきます。

URLの最終的な形の目標は、
「検索ワードの部分をURLの末尾に持ってくる」ということ。

言葉だけでは分かりにくいと思うので実際の具体的な操作を追ってみます。
先ほどの3つの規則を踏まえながら見てみて下さい。
操作画面

このURLを前項の手順「4」で入力します。

『手順「4」にあったYahoo検索のサンプルはもっと短いじゃないか』
と思う方もいるかもしれませんが
これは無くても大丈夫そうな部分を削ってあるからです。
慣れてきたらこのような方法も試してみて下さい。

URLバーからの検索がまったく機能しない場合

デフォルトのGoogleですら検索が機能しないという人は
Firefox の設定が原因だと思われます。
この場合は下記の手順を試してみて下さい。

  1. URLバーに「about:config」と入力し「Enter」キーを押します。
    操作画面
  2. 警告が表示されるので「細心の注意を払って使用する」をクリック。
    操作画面
  3. フィルタ欄に「keyword.enabled」と入力し
    「keyword.enabled」の値が「true」になっていることを確認します。
    「false」の場合はURLバーからの検索機能が使用できないので
    ダブルクリックで「true」へ切り替えます。
    スマートキーワードを使った検索には影響はありません)
    操作画面
  4. 「about:config」のタブを閉じます。

設定を自分好みに変えて
Firefox をより便利に使ってみて下さいね!

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   → URLバーからの検索で複数サイトを使い分ける「スマートキーワード」

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