こんにちは、さち です。
Firefox に標準搭載されている機能「タブをピン留め」。
あなたはこの機能、使ってますか?
誤ってタブを閉じないようにできたり
タブの幅を省スペース化できたりと
かゆい所に手が届く機能で結構便利ですよ。
Firefox4 以降に標準搭載されている機能なので
別途アドオンの導入も不要ですぐに使えますよ。
では、詳細を見ていきましょう。
タブの省スペース化
「タブをピン留め」の機能を適用したタブは
幅が狭くなりファビコンのみを表示します。
他のタブとの見分けもつきやすくなりますね。
資料用にたくさんのサイトを開きたいとき
よく使うサイトを常に開いておきたいとき等に
役立つ機能だと思います。
更新があったら知らせてくれる
ピン留めしたタブで表示中のサイトに更新があると
タブが青く光りそれを知らせてくれます。
(更新でページタイトルが変更される場合)
例えば、ツイッターなら
新しいツイートがある時にタブが青く光ります。
誤ってタブを閉じることがなくなる
タブを選択しようとしたら
操作を誤ってタブを閉じてしまった
という経験は誰しも一度はあるのでは?
ピン留めしたタブは
タブを閉じるボタン[x]が表示されません。
また、「Ctrl + W」 でも閉じられない仕様。
つまり、誤操作でタブを閉じることを防止できます。
ブログ,メールなど時間がかかる作業に役立ちそうです。
ただし、ウィンドウを閉じると
ピン留めしたタブも一緒に閉じられてしまいます。
注意してください。
タブがどれだけ増えても常に表示される
タブを大量に開くとタブバーからタブがあふれ
スクロールボタンが表示されるようになります。
しかし、そんなときでも
ピン留めしたタブは優先表示される仕様です。
そのため、どれだけ大量にタブを開いても
ピン留めしたタブは常にタブバーの左端に表示されます。
実際につかってみよう
- ピン留めしたいタブの上で「右クリック」→「タブをピン留め」。
- ピン留めしたタブは自動で左端に移動します。
ピン留めしたタブの操作には一定のルールがあります。
改めて読まなくてもあまり支障はないかもしれませんが
一応書いておきますので、参考にどうぞ。
- ピン留めしたタブを通常のタブより右側に移動した場合
ピン留めが自動で解除される - 通常のタブをピン止めしたタブより左側に移動した場合
そのタブは自動でピン留めされる - ピン留めしたタブが集まっている範囲内なら
ピン留めしたタブの順番を入れ替えられる - タブを閉じる操作は右クリックメニューからしかできないが
ウィンドウを閉じる操作をした場合はピン留めしたタブも一緒に閉じられる
最後の項目は「大事なことなので2度言いました」というやつです。
くれぐれもご注意下さい。
ちなみに、ピン留めした状態のタブのことを
「アプリケーションタブ」と呼びます。
英語版での「Make into App Tab」という表記を
日本語版は「タブをピン留め」と表記しているため
「アプリケーションタブ」という正式名称はピンと来ないですね。
「ピン留めタブ」などと呼んだ方が伝わりやすいかも。
コメント
そのまま"pinned tabs"とも呼ばれているようです。Web検索したところ"app tabs"の半数程度ヒットしました。