以前のverよりも省メモリと言われるFirefox7にしてみた

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こんにちは、さち です。

先日、Firefox7 の正式にリリースされました。
ついこの前「6」がリリースされた気がしていたのですが
時が経つのは早いですね…。

Firefox7 はメモリの使用量が少なくなったとのことなので
さっそく「7.0」へアップデートして試してみました。

 

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メモリの使用量を大幅に削減?

キャプチャ

Firefox7 のリリースノートには
「メモリ使用量を大幅に削減しました」との文字が。
これは期待できるかもしれない。

ただ、その前に「特定の利用シーンで」という条件があり
これがちょっと気がかりです。

メモリ使用量を最大50%削減?

キャプチャ

GIGAZINEによると、メモリの使用量は
過去のバージョンの Firefox よりも 20%~30% 削減されており
特定のケースでは 50% の削減されているらしい。

新しいタブを開いたときやサイトにあるボタンをクリックしたときに
それを実感できるとのことなので
もしかしてブラウジングの体感速度にも違いが出るということ?

実際に試してみた

Firefox6 と Firefox7 で
それぞれ起動直後に同じ条件で複数のタブを開き
メモリの使用量を確認してみました。

ちなみに複数のタブで開いたサイトは以下のとおりです。

  • Yahoo! JAPAN
  • ニコニコ動画
  • Amazon
  • このブログ(知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ)
  • Twitter
  • YouTube

ニコニコ動画とYouTubeで開いたのは共に動画視聴ページです。
もちろん「6」と「7」で同じ動画を開いており
プレイヤーのストリーミングを完全に読み込ませた状態です。

その他、導入しているアドオンなども同じ状態です。

結果はこのようになりました。
比較

Firefox が使用するメモリは 6272KB 減りましたが
割合で言えば 2.5% 程度の減少にとどまっています。
そして、plugin-container(プラグインコンテナ)の方は
逆に 1504KB(1.5%) 増加してしまいました。

ちなみに、plunin-container は
動画再生などで Flash, Quicktime 等のプラグインを扱う処理をする際に
Firefox 本体とは別に処理をするためのプログラムです。
こうすることで、もしプラグインがクラッシュしてしまった場合でも
Firefox はそのクラッシュに巻き込まれずに起動し続けることができます。

これくらいのメモリ使用量の増減は同じバージョン内であっても
確認するタイミングによっては起こりうるだろうし
メモリ使用量を大幅に削減したとは言いがたいような気も…。
ちょっと残念な結果になってしまいました。

ずっと起動しているとメモリ使用量が増える

操作画面

Firefox で色々なウェブサイトをめぐっていると
だんだんとメモリの使用量が増えていきます。

上の画像は Firefox7 をしばらく使用した状態なのですが
メモリの使用量は 436MB にまで増えています。
(確認時はタブを7個ほど開いた状態で動画等は閲覧していない)

このような現象は過去のバージョンの頃からあるのですが
メモリ使用量が改善されたと言われる Firefox7 でも
やはり起こるようです。

ただ、サイトの表示自体は
以前のバージョンよりもキビキビしているように感じました。
(実際の表示速度を測ってはいないので個人の主観ですが…)

このような体感速度の変化を感じられたのは、前項でも触れた
『新しいタブを開いたときや、サイト内のメニュー項目や
ボタンをクリックしたときに、その違いが実感できるだろう』
という一文が実際の効果として見えたということなのかもしれません。

コメント

  1. てんぷら より:

    度々失礼します。
    plunin-containerが増えてしまったとのことですが
    コチラを参考に無効化したほうが全体のパフォーマンスが上がるようです。

    ttp://mozilla-remix.seesaa.net/article/160768434.html

    頻繁にクラッシュが起きている。という方は必要ですが
    基本的には無用なモノのようです。

  2. さち より:

    情報ありがとうございます。

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