Dominoでピッチベンドを簡単に入力する方法

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操作画面

こんにちは、さち です。

今回はの予定日以外での更新です。
実はこの記事は昨日投稿する予定だったのですが
時間の都合で間に合わなかったのです…。

さて、気持ちを切り替えて本題に入りましょう!

DTM や MIDI でギターなどの音色を入力している際
演奏方法を表現するためにどうしても避けて通れないもの、
それは「ピッチベンド」。

ただ、ピッチベンドの入力は
作業自体は地味なのに意外と面倒で大変…。

そこで今回は、
Domino でピッチベンドを簡単に入力する方法について
まとめていきたいと思います。

 

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はじめに

この記事では「ピッチベンド」での入力例を書いてきますが
これらは(ごく一部を除き)他のイベントの入力でも使用できる方法です。

どれもマニュアルを読めば分かる程度のものではありますが
Dominoをお使いの方で知らなかったという操作方法がありましたら
ぜひ使ってみて下さい。

スナップを使う

普通にピッチベンドを入力しようとすると
タイミングや音程をぴったりと合わせるのは結構大変ですよね。
そういう時には「スナップ」を使うことで入力がとても簡単になります。

「Ctrl」をクリックしながら入力すると
時間(Tick)に対してスナップします。
操作画面

時間(Tick)のスナップ間隔は
「ツールクォンタイズ」で変更できます。
操作画面

「Alt」をクリックしながら入力すると
値(Vel/Value)に対してスナップします。
半音ごとにスナップするのでとっても便利です。
操作画面

ちなみに、スナップに関する設定は変更することも可能。
「ファイル」→「環境設定」と進みます。
操作画面

「イベントグラフ(1)」を選択。
操作画面

キーボードを押さなくてもスナップするように変更したりできます。
操作画面

中途半端なタイミングや音程で
ピッチベンドを入力しようとすることは少ないと思うので
スナップの方法は覚えておいて損はないと思います。

ステップ(数値の変更間隔)を変える

直線や曲線などを使ってピッチベンドを入力した際の
ステップ(数値の変更間隔)はデフォルトでは「48」に設定されていますが
これでは広すぎる(狭すぎる)と思う場合には変更してみましょう。

「▼マーク」をクリック→「間隔設定」と進みます。
操作画面

間隔の値を変更します(デフォルトは「48」)。
ただし、数値を小さくし過ぎるとイベントに関するデータが一気に増え
ファイルサイズが非常に大きくなったり
再生時の負荷が高くなったりすることがあります。注意しましょう。
操作画面

選択範囲を使って入力する

とても狭い範囲にピッチベンドを入力したい時などは
選択範囲を使って入力すると簡単でキレイに入力できます。

選択範囲を作成し、ランダムの右横にあるアイコンをクリック。
(選択範囲がないときはアイコンがグレーアウトしています)
操作画面

下の画像のようなウィンドウがあらわれるので
目的に合わせて「始点」「終点」「描画線の種類」などを設定しましょう。
通常、「始点」「終点」の設定は「キー」で行ったほうが簡単で速いと思います。
設定が完了したら「OK」をクリック。
操作画面
※ピッチベンド幅(-レンジ、-センシビリティとも言う)は音程の最大変化幅を指定するもの

選択範囲に収まるようにイベントが入力されました。
操作画面

他にはこんな入力方法も

グラフの左横にある数値をクリックすると
演奏位置(インジケータの位置)にその値が入力されます。
ピッチベンドを「0」に戻すときにとっても便利。
操作画面

選択ツールの左横にあるアイコンをクリックすると
グラフに「アンカー」が表示されるようになります。
アンカーはドラッグで移動できるのでグラフを微調整することが可能。
アンカーもスナップすることができます(スナップの設定も変更可)。
操作画面

以上、私自身の備忘録の意味合いが強い記事ではありますが
知らなかったという操作方法がありましたらぜひ使ってみて下さい。

でも改めて考えてみると
結局一番人間味のある演奏になる方法は
フリーハンドの入力だったりするかもしれないとも思います。
イベントの入力ってペンタブレットと相性よさそうですよね。

あれ?最後の最後に、
この記事の意義が薄くなるようなことを書いてしまったような…?w

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