エクセルで大量データを入力する時に役立つ3つの小技

この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています

操作画面

こんにちは、さち です。

今回はエクセル(Excel)で大量にデータを入力する時に役立つ3つの小技
「Enterを押した時に右のセルへ移動させる方法」
「行の端から次の行の先頭へ自動で移動させる方法」
「画面をスクロールしても常に表の見出しを表示させておく方法」
について紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

Enterを押した時に右のセルへ移動させる

表に大量の数値を入力するときって
「Enter」キーを押したら「右」へ順に進んで欲しいことが多い。
でも、デフォルトでは「下」へ進んでしまいます。
下記の手順で変更してみましょう。

  1. メニューの「ツール」→「オプション」と進みます。
    操作画面
  2. 「編集」タブを選択し、
    「入力後にセルを移動する方向」を「右」に変更します。
    操作画面
  3. 「OK」をクリックして「オプション」を閉じます。

これで「Enter」キーを押した際カーソルが右へ移動するようになります。
一時的に「右」へ動かしたいだけのときは
わざわざオプションの変更をしなくても
「Enter」キーの代わりに「Tab」キーを押せばOK。

行の端から次の行の先頭へ自動で移動させる

操作画面

上のような表に数値を入力していく場合
入力したいセルは「国語」から「英語」までの5つですよね。
(「合計」は関数によって自動で計算される)

ここで気になるのが、
行の最後にある「英語」を入力し終わったら
次の行の「国語」まで手動で移動しなくてはいけないこと。
入力の数が少なければ手動でもいいのですが
大量だとこの移動作業も結構な時間ロスの原因になります。

下記の手順で入力する範囲を指定してみましょう。

  1. 入力で使用する列を選択しましょう。
    操作画面
  2. 右クリックメニューの「セルの書式設定」選択。
    操作画面
  3. 「保護」タブを選択、「ロック」のチェックを外し「OK」をクリック。
    操作画面
  4. 続いて、メニューの「ツール」→「保護」→「シートの保護」と進みます。
    操作画面
  5. 「ロックされたセル範囲の選択」のチェックを外し「OK」をクリック。
    操作画面

これで設定は完了です。
行の最後「英語」に数値を入力して「Enter」キーを押すと
次の行の最初「国語」へ移動するようになります。
操作画面

手順が少しややこしく
どんな設定変更をしたのか分かりづらいと思うので
上記手順の作業内容を簡潔にまとめてみると、

  • 数値を入力する範囲のセルのロックを解除
  • ロックを解除したセル以外選択できないようにする

ということを行っています。

そのため、この設定変更を行うと
手順「1」で指定した範囲のセルしか選択できなくなりますが
これは仕様なので慌てないで下さいね。
手順「4」の部分で「シート保護の解除」を選択すれば
通常どおり選択できるようになります。

画面をスクロールしても常に表の見出しを表示させておく

大量の数値を入力して行が進んでいくと
「国語」「数学」「理科」…などといった見出しの部分が
画面外に移動してしまい見えなくなってしまいます。
これでは数値の入力がしづらい!

そこで、下記の手順で
表の見出し部分を常に表示させてみましょう。

  1. 見出しの一つ下の行、一つ右の列にカーソルを配置します。
    今回の場合、「国語」「数学」「理科」…の見出しの行の一つ下
    「名前」の見出しの列の一つ右ということになります。
    操作画面
  2. メニューの「ウィンドウ」→「ウィンドウ枠の固定」と進みます。
    操作画面
  3. これで、縦横どちらの方向へ画面をスクロールしても
    下の画像の矢印の部分を境界に
    常に見出しが表示されるようになります。
    (行番号に注目すると実際にそうなっているのが分かります)
    操作画面

エクセルでの作業がより便利に短時間でできるように
これら3つの小技を使ってみて下さいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました