マッシュアップ作成がはかどるフリーソフト7個

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こんにちは、さち です。

ブログのネタがなくなってきたので
今回は、マッシュアップ音楽の作成方法と
それに役立つフリーソフトについてまとめてみます。

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マッシュアップって何?

ある曲のボーカルを
別の曲のカラオケ(オフボーカル)と組み合わせて一つの曲にする。
それが「マッシュアップ」です。

もともとこういう曲があるのかと思わせるほどに
違和感なく合成することこそがマッシュアップの腕の見せ所。

一般に有名なのは「BATTLE FUNKASTIC」でしょうか。
キル・ビルの曲としても有名な
布袋寅泰の「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」に
RIP SLYME の「FUNKASTIC」のボーカルを乗せたものですね。

「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」は
マッシュアップ用にアレンジされているので
既存の素材だけで作るマッシュアップとは異なりますが
基本となる発想は間違いなくマッシュアップです。

ニコニコ動画 や YouTube で
「マッシュアップ」と検索すれば動画が多く出てくるので
実際に聴いてみると理解しやすいです。

作成に役立つフリーソフト

私がマッシュアップを作る時に使うソフトを紹介します。
どういう編集に使うのかも簡単に書き添えておきます。

各ソフトの操作方法については省略します。
(詳細ページで使い方を解説している場合もあります)

1by11by1
1by1

超軽い音楽プレイヤー。
デフォルトでは MP3 しか再生できませんが
プラグインを使えば大抵の形式は再生できます。
マッシュアップが作れそうな曲を探したいときにどうそ。

→ 「1by1」の詳細ページヘ

s8tunes.gif尺八チューンズ
尺八チューンズ操作画面

曲のキーを自由に変えられるソフト。
キーが異なる曲を合わせたい時にカラオケのキーを変えて聴くと
実際に合うかどうかの検証しやすくなります。

→ 「尺八チューンズ」の詳細ページヘ

WaveTone_icon.gifWaveTone
WaveTone操作画面

曲のテンポ(BPM)を自動で解析してくれるソフト。
多くの場合、正しい BPM を表示してくれますが
曲によっては間違っていることもあるので過信は禁物。

→ 「WaveTone」の詳細ページヘ

BPMcounter_icon.pngBPMカウンター
操作画面

曲に合わせてスペースキーを押すだけでテンポを計測できるソフト。
WaveTone で上手くいかない場合は
このソフトを使って手動でテンポを計りましょう。

→ 「BPMカウンター」の詳細ページへ

utagoerip_icon.gif歌声りっぷ
操作画面

CD に入っているオンボーカルとカラオケ(オフボーカル)を使い
ボーカルだけを抽出できるソフト。

→ 「歌声りっぷ」の詳細ページへ

audacity_icon.gifAudacity
操作画面

ボーカルとカラオケ(オフボーカル)の合成を行います。
2つの曲のテンポやキーが異なる場合は編集して合わせます。

→ 「Audacity」の詳細ページヘ

soundengine_icon.gifSoundEngine Free
SoundEngine Free 操作画面

コンプレッサ,イコライザ,音量調節 など様々な音楽編集ができるソフト。
Audacity でも可能な内容が多いですが
素材の調整、合成後の最終調整はこちらの方が簡単で使いやすいです。
トラックは1本しか使えないので合成は Audacity で。

→ 「SoundEngine Free」の詳細ページへ

マッシュアップ作成の流れ

マッシュアップを作る手順を簡単に書いていきます。
私はこんな感じで作ってるという紹介なので参考程度にどうぞ。

  1. 【曲の選定】
    ソフト: 1by1、尺八チューンズ
    カラオケを流しながら別の曲のメロディを口ずさんでみましょう。
    カラオケは1曲ですが、ボーカルは2曲以上でもOK。
  2. 【CDから曲を取り込む】
    ソフト: ご自由に(iTunesなど)
    カラオケ、ボーカルに使う曲をCDから取り込みます。
    ボーカル用はオンボーカルとカラオケ(オフボーカル)の2種類が必要。
    「WAVE形式」で取り込みましょう(MP3やAACはダメ)。
  3. 【曲のテンポを調べる】
    ソフト: WaveTone、BPMカウンター
    選定した曲のテンポ(BPM)を調べます。
  4. 【ボーカルの仮抽出】
    ソフト: Audacity、歌声りっぷ
    合うと思った組み合わせも実際はイマイチということも…。
    ボーカル抽出には時間がかかるので
    まずは1コーラスだけを抽出して仮組みします。
    Audacity でオンボーカルとカラオケ(オフボーカル)を1コーラスに編集。
    歌声りっぷに読み込んでボーカルを抽出します。
  5. 【仮組み】
    ソフト: Audacity
    Audacity にカラオケとボーカル素材を取り込み仮で合わせます。
    イマイチな結果だった場合は「曲の選定」に戻ります。
    良さそうなら作業を進めます。
  6. 【ボーカルをフルコーラス抽出】
    ソフト: 歌声りっぷ
    フルコーラスでボーカルを抽出します。
  7. 【本組み】
    ソフト: Audacity
    フルコーラスのボーカル素材を使って本組みをします。
    ボーカルが浮く場合はイコライザ,コンプレッサ等で調節。
    完成したら書き出します。
  8. 【調整】(必要な場合のみ)
    ソフト: SoundEngine Free
    音の最終調整をします。必要なければしなくてもOK。

 

知っておくと役立つかも

実際にマッシュアップを作ってみて
感じたこと、思ったことを箇条書きしてみます。

  • ラップ調のボーカルはマッシュアップを作りやすい。
    はじめての人は、まずラップ系のボーカルで練習してみよう。
    (ラップはキーを無視できるのでリズムを合わせるだけでよい)
  • 音楽にはコード進行という一定のパターンがある。
    メロディよりコード進行に注目して曲を選ぶと合いやすい。
  • キーをいじりすぎると不自然になる。
    特に、ボーカルは±1(声質によっては±2)が限界。
    なるべくキーをいじらずに済む組み合わせにした方がよい。
    どうしてもキーをいじる必要がある場合は先にカラオケをいじるべし。
  • テンポをいじりすぎると不自然になる。
    カラオケのテンポは変えない方が自然に聴こえやすい。

けいおん!の「Don't say "lazy"」と「No, Thank You!」は
キーもテンポも一切変更せずマッシュアップができます。
気軽にマッシュアップを体験してみたい人は試してみて下さい。
前者がボーカル、後者がカラオケの方がオススメです。

ネタがないという理由で書いた記事なのに思いのほか長くなりました。
一旦書き出すと意外とまとまった文量が書けるものですね。

コメント

  1. tyokoreito より:

    BPMカウンターはpv系の動画を作るときはお世話になってます。
    テンポをあわせるのに直感的に使いやすくてナイスソフトですね。

    Audacityは切ったり繋いだりしやすくて、こちらも常用させてらってます。

    尺八チューンズって面白そうですね。
    新しい世界が開けそうで、使ってみたいです。

    ラップ系がとっつきやすいとはしりませんでした。
    勉強になりました。

  2. さち より:

    ブログへのコメントありがとうございます。

    聴き慣れた曲も尺八チューンズでキーを変えると
    新鮮に聴こえて面白いですよ。

    ラップ系のボーカルは音程がないようなものなので
    テンポさえ合わせれば大体は大丈夫なのです。
    もってけ!セーラーふくのAメロの
    「曖昧3センチ~」のあたりは非常に使いやすいですよ。

  3. はじめまして より:

    SoundEngine Freeを使う場合にはRadioLine Freeを使うといいです。
    初心者も、RadioLine Freeが楽に使えると思ます。

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