こんにちは、さち です。
エクセルで便利なオートフィル機能。
セルの右下をドラッグすると
ドラッグ元のセルの内容に応じて
後続のセルが自動入力されるアレですね。
今回はそのオートフィルの機能を
少し深く掘り下げてみようという記事です。
「オートフィルでこんなこともできたのか!」
と新たな発見があれば幸いです。
オートフィルとは?
Excel を使っている人は
ほとんどの方がオートフィル機能をご存知かと思いますが
一応簡単な説明を…。
例えば、1, 2, 3 … と連続した数字を入力する場合
下の画像のように「1」と「2」を選択した状態で
セルの右下をドラッグします。
すると、続きの値が自動で入力されます。
自動で(セルを)満たすので「オートフィル」
非常に分かりやすいネーミングですね。
オートフィルは数値以外にも使える
先程は数値を例にしましたが
文字列でもオートフィルを利用することができます。
例えば、こんな感じに数字と文字が混ざっている場合でも
オートフィル機能を使うことができます。
(数字は「01」のような打ち方でもOK)
「月」なら12月の次は自動で1月になる親切機能。
日付ではちゃんとうるう年にも対応。
他にもこのようなオートフィルが使えます。
ちなみに、数式が入力されているセルをドラッグして
オートフィルを利用する場合は
セルをコピーするのと同様の効果となります。
(書式や罫線なども引き継がれる)
「Ctrl」キーを使ってもっと便利に
ある人が数値を1つだけ入力しました。
この人は、続きをどのように入力するでしょう?
2, 3, 4 … と連続した数値が入力されるのでしょうか。
それとも 1, 1, 1 … と同じ数値を入力するでしょうか。
どちらも考えられそうですよね。
1つだけ数値を入力してオートフィルを使おうとすると
同じようにコンピュータも悩んでしまうわけです。
そのため、オートフィル機能では
ドラッグ時に「Ctrl」キーを押すかどうかで
結果が異なるようになっています。
ちょっとしたことですが知っていると作業効率が変わるはず。
ドラッグのみの場合は同じ数字が自動で入力されます。
「Ctrl」キーを押した場合は連続した数字が自動で入力されます。
ちなみに、「文字列」では
「Ctrl」キーを押すと同じ内容が自動入力されます。
数値の場合と反対の挙動をするので分かりづらい!
書き連ねただけではイマイチ理解しづらいと思うので
表にまとめてみました。
何でこんな仕様にしたのかと小一時間…。
よく使うセルの並びは
自分専用のオートフィルとして登録してしまいましょう。
- 例えば、こんな一連の並びのセルをよく使うとしましょう。
- メニューの「ツール」→「オプション」と進みます。
- 「ユーザー設定リスト」タブを選択し
セルを描いたようなアイコンをクリック。 - オートフィルに使いたい部分を選択。
- ウィンドウ端のアイコンをクリック。
- 「インポート」をクリックするとリスト項目に取り込まれます。
「OK」をクリックしてウィンドウを閉じましょう。 - セルの右下をドラッグしてオートフィルを利用すると…
- 自動入力されました。
いかがでしたでしょうか。
オートフィルに関する新たな発見はあったでしょうか。
ぜひオートフィル機能を上手く活用して
作業時間を短縮しましょう!
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