こんにちは、さち です。
Photoshop Elements ではデフォルトで
レイヤーやヒストリーなどのパレットが
パレットエリア(右側部分)に格納されています。
格納されているパレットは
それぞれ高さを変更することができるのですが
Photoshop Elements を閉じてしまうと
何故か高さは元に戻って(リセットされて)しまいます。
非常に不便な仕様です。
そこで、ソフトを終了しても
パレットの高さが記憶される方法を探してみました。
パレットエリアは高さを記憶できない
先ほども書いた内容ですが
パレットエリアの仕様について
画像付きで簡単にまとめておきます。
いま、パレットエリアに
「ナビゲータ」「レイヤー」「ヒストリー」の3つのパレットがあります。
それぞれを使いやすい高さに変えてみます。
レイヤーをなるべく多く見れるようにしたいので
レイヤーパレットの高さを広げてみました。
しかし、Photoshop Elements を終了すると
次にソフトを起動した時は各パレットの高さは元に戻ってしまいます。
ソフトを起動する度に
パレットの高さを調節するのは手間がかかりますよね…。
この仕様に困っている場合は次の方法を試してみて下さい。
解決方法
- まずは、一番上のパレット。
パレット名が表示されている部分をドラッグ&ドロップして
パレットを外へ出しましょう。 - パレットを分離できました。
- 続けて2つ目のパレット。
同様にドラッグ&ドロップをしますが
ドロップする場所は先に分離したパレットの下部分です。
黒枠が横に細長く表示される部分へドロップしましょう。 - パレットが下に合体しました。
タブが重なりパレットが同じ場所に格納されてしまった場合は
もう一度パレットを分離させてやり直して下さい。 - 最後のパレットは一旦単独で外へ出します。
そうしないとパレットの高さが大きすぎてしまうからです。
適度なパレットの高さに調節しましょう。 - 最後のパレットを(パレット名が表示されている「タブ」部分をつかんで)
先ほどの合体パレットへさらに追加で合体させます。
これですべてのパレットが合体できました。 - 合体したパレットをパレットエリア(右端)上へ移動し
パレットの高さや幅を調節すれば作業は完了! - Photoshop Elements を終了し
次に起動したときもパレットの高さが記憶されています。
この方法を使用するとパレットエリアは空っぽになりますが
パレットエリアは隠さずに表示させたままの方がよいでしょう。
非表示にすると、キャンバスの右端が
パレットウィンドウと重なってしまうことがあるからです。
パレットエリアを表示させていた人にとっては
これが地味に不便と感じると思うので
パレットエリアを非表示にする場合は注意して下さい。
この方法の欠点は
Photoshop Elements のウィンドウを移動させても
パレットウィンドウは一緒に移動しないということ。
この点は目をつむるしかありません。
ウィンドウはなるべく動かさないということで…。
パレットエリアでもパレットの高さを記憶できれば
すべて解決なんですよね。
最新版の Photoshop Elements では
仕様変更されていないかなと淡い期待をしています…。
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