こんにちは、さち です。
先日、PC を起動したら
ペンタブレット(Intuos4)の筆圧が効かなくなっていました。
ホイールのランプは点灯しているのですが
有機ELディスプレイの方は真っ暗な状態で
どうもドライバが正常に作動していない様子。
今回は、このような症状に遭遇したときの
解決方法について書いていきます。
環境
この記事を書いた時の私の環境は下記のとおりです。
OS: | WindowsXP |
ペンタブレット: | Intuos4 PTK-640(ver. 1.04) |
ドライバ: | 6.1.7-3 |
OS、ペンタブ、ドライバ の違いによっては
記事の内容と異なる部分があるかもしれません。
やっぱりドライバが原因
正常な状態では上の画像のように
「Wacom_Tablet.exe」が2つ「Wacom_TabletUser.exe」が1つ
合計3つのプロセスが動いています。
(ドライバーのバージョンによっては4つのことも)
ペンタブの筆圧が効かないときは
これらのプロセスの数が不足していました。
不具合の原因は、ドライバが正常に起動していないこと
と判断して間違いないようです。
ドライバの再起動(Windows Vista 以降)
Windows を再起動すれば
ペンタブのドライバも再起動されます。
ということで、Windows を再起動すれば問題解決!
なのですが…
起動直後のPCはバックグラウンドで色々と動いているせいで
安定して使えるようになるまでしばらく時間がかかります。
できれば Windows の再起動はしたくない…。
ということで、Windows Vista, 7 は下記リンク先の手順で
ペンタブのドライバを再起動することが可能です。
→ ペンタブ(Wacom)の筆圧が効かないときの対処法(Windows Vista, 7用)
Windows XP の場合は、次項の手順を行って下さい。
ドライバの再起動(Windows XP)
Windows XP の場合は
「タスク マネージャ」に「サービス」タブがないので
手順が少し異なります(作業内容自体はVista以降と同じ)。
- 「コントロールパネル」を開きます。
- 「パフォーマンスとメンテナンス」を選択。
- 「管理ツール」を選択。
- 「サービス」を選択。
- 「TabletServiceWacom」を選択し、「サービスの再起動」をクリック。
(「TabletServiceWacom」がない場合はこちらの方法を試して下さい)
これで、XPの場合での
ペンタブドライバの再起動は完了です。
もっと簡単にドライバを再起動したい
症状がよく出る場合は再起動の手順自体が面倒くさい…。
そんな時は、バッチファイルを使いましょう。
ワンクリックでドライバを再起動できますよ。
ドライバ(サービス「TabletServiceWacom」)を
再起動させるバッチファイルを置いておきます。
必要な方はお使いください(利用は自己責任で)。
ダウンロード後はファイルを解凍して下さい。
使用方法はバッチファイルをクリックして開くだけ。
コマンドプロンプト(黒い画面)が消えれば
ドライバの再起動は完了です。
Windows Vista 以降でも動くと思いますが
バッチファイルを起動する際は
右クリックから「管理者として実行」する必要があります。
【参考資料】
→ ご購入後によくあるご質問 - Wacom
→ サービスの開始・停止・再起動 - ThanksgivingSoft様
→ NET(START,STOP) - コマンドプロンプトを使ってみよう!様
コメント
助かりました!ありがとうございます!!!
毎回毎回本当にありがとうございます。
ものすごく助かってます。