こんにちは、さち です。
iTunes にある「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」という項目。Wi-Fi で iPhone と iTunes を接続する便利な機能です。
この機能の存在自体は以前から知ってはいたのですが、設定が面倒そうな予感がしててずっと放置してました。
しかし、実際に使ってみると複雑な設定は必要なく、簡単に Wi-Fi 経由で接続できました。もっと早くから使っておけばよかった……。
今回は、Wi-Fi 経由で iPhone と iTunes を接続する方法についてまとめていきます。
Wi-Fi 経由で同期できるように設定する
Wi-Fi 経由で iPhone と iTunes を同期するには、初回設定時のみ USBケーブル での接続が必要です。
- iPhone と PC を USBケーブル で接続し iTunes を起動。
- 接続した iPhone を選択して、「オプション」の「Wi-Fi 経由でこの iPhone と同期」にチェック。
- 「適用」をクリック。更新作業が終わるまでしばらく待ちます。
- iPhone を PC から取り外します。
これで設定の作業は完了です。
今後は iPhone と PC を USB で接続する必要はありません。Wi-Fi で接続して同期することができます。
Wi-Fi 経由で接続してみよう
iPhone と PC を Wi-Fi 経由で接続するには、次の条件を満たす必要があります。
- PC で iTunes を開いている
- iPhone と PC が同じWi-Fiネットワーク内にある
最後の項目がよく分からないと思った方、大丈夫です。通常、家で PC と iPhone をインターネットに接続した場合、自然と同じネットワーク内にいます。(PC と iPhone を同じルータに接続すれば大丈夫)
- PC で iTunes を起動。iPhone を Wi-Fi に接続した状態でしばらく待つと、iTunes との接続準備がはじまります。接続できない場合は次項の内容を試してみて下さい。
- iPhone の接続が完了すれば、あとの操作は USBケーブル で接続した時とまったく同じ。
- Wi-Fi 経由での接続なので、複数の iPhone を同時に iTunes に接続することも可能。
同期が長くなりそうな場合は、iPhone を電源につないだ状態で行った方がよいです。
ちなみに、Wi-Fi 経由での同期中に USBケーブル で PC と iPhone を接続した場合は、USB 経由で同期が続行します。Wi-Fi の方が速度が遅いので、時間がかかりそうな時は USB に切り替えるとよいかも。
逆に、USB 経由での同期中に USBケーブル を外すと、iPhone が Wi-Fi に接続していても同期が止まるので注意。
Wi-Fi経由の接続ができないとき
iTunes と iPhone のバージョン
iTunes 10.5 以降、iOS 5 以降 である必要があります。
iPhone を充電する
iPhone を電源につなぎ、充電をしながら再度 Wi-Fi に接続してみましょう。
iTunes と iPhone を再起動
iTunes を終了し、起動し直します。次に、iPhone の電源を切り、再度入れ直します。(電源オン/オフは(本体上部)スリープボタンを長押し)
iPhone を Wi-Fi に接続し、しばらく待ちましょう。
iPhone と PC は同じネットワーク内に
iPhone と PC が同じネットワーク内にいる必要があります。どちらも同じルータに接続していればまず問題ありません。
少し踏み込んで説明すると、iPhone と PC それぞれの IPアドレス「192.168.XXX.YYY」が
YYY 以外すべて一致していれば同じネットワーク内にいます。ただし、サブネットマスクが「255.255.255.0」以外の場合、これが当てはまらないこともあります。(一般向けルータの多くは初期設定が「255.255.255.0」です)
ファイアウォールの設定を見直す
ファイアウォールによって接続が遮断されていないかなど、ネットワーク関係の設定を見直してみましょう。また、VPN を使っていると上手くいかないことがあります。
参考資料
→ iOS:iTunes とデータを同期する - Apple
→ iTunes Wi-Fi 同期に関するトラブルシューティング - Apple
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