R-MIX SONAR のように視覚的に音を抽出できるフリーソフト

この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています

otokiris_icon.png音きりす(作者:TODAKEN様) - フリーソフト(Win)
操作画面

こんにちは、さち です。

今回は、視覚的に音を抽出できる
R-MIX SONAR のようなフリーソフト「音きりす」を紹介します。

スポンサーリンク

音を抽出してみる

操作画面
※ クリックで拡大

「音きりす」の画面は上のような感じ。
「定位(PAN)」「周波数」で音の分布を視覚的に確認できます。
明るい色ほど音が大きいことを表します。
分布図は再生に合わせてリアルタイムに動きます。

それでは、実際に抽出してみましょう!

  1. 音楽ファイルを「音きりす」で開きます。
    対応ファイルは WAV形式(16bit ステレオ PCM) のみです。
    MP3 などは他のソフトで WAV に変換しましょう。
  2. まず、ウィンドウ左側の「定位」から。
    抽出する左右の位置,周波数を決めます。
    目と耳で確認しながら、抽出する音を枠線で囲みましょう。
    (周波数軸の最大最小は自動検出で変更不可)
    操作画面
  3. 次に、ウィンドウ右側の「奥行き」。
    同様に抽出する音を枠線で囲みます。
    F(フロント)側はハッキリとした音の成分、
    B(バック)側はぼんやりとした音の成分です。
    操作画面

抽出の作業はたったこれだけ。
直感的に操作できるので音の選別もしやすいですね。

右下の設定項目は必要に応じて使いましょう。
「抽出エリア反転」を有効にすると抽出対象が枠外になります。
また、「カラースケール」で分布図の感度を調節できます。
操作画面

抽出の準備がすべて済んだら
ウィンドウ右上「ファイルに保存」で書き出しましょう。

「音きりす」の使用感が分かる動画があったので
合わせて紹介しておきます。

再生時に音が途切れる場合

再生時に音が途切れる場合
設定を変更すると改善する可能性があります。

  1. 右上の「スパナ」アイコンをクリック。
    操作画面
  2. 「サウンドバッファサイズ」の値を大きくします。
    ただし、値が大きいほど音が遅れます(レイテンシが大きくなる)。
    操作画面
  3. また、「音質とパフォーマンス」タブで
    スライダーを「負荷を軽く」の方へ動かします。
    ただし、負荷を軽くするほど音質が悪くなります。
    操作画面

ちなみに、「音質とパフォーマンス」は
プレビュー再生時だけでなく保存(書き出し)時にも影響します
「負荷を軽く」すれば書き出すファイルの音質が悪くなりますし
「音質を優先」すれば書き出しに時間がかかります。

実は、ソフトの作者様は「歌声りっぷ」と同じ方。
フリーソフトにも関わらず
R-MIX SONAR のような抽出機能が使えるのは便利!
特定の楽器を抽出しやすいので耳コピにも役立ちそうです。

興味がある方はぜひダウンロードしてみて下さい。
インストール不要ですぐに使えますよ。

→ 「音きりす」のダウンロードページヘ - Vector

【関連記事】

→ CDを使ってボーカルだけ抽出しよう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました