Firefox23以降:画像の読み込み,JavaScriptオンオフを設定

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操作画面

こんにちは、さち です。

先日、Firefox 23 が正式リリースされました。
前回の記事でも触れた通り
「23」はオプションの項目がいくつか削除されています。

今回は、消えたオプション項目
「画像を自動的に読み込む」「JavaScriptを有効にする」を
「23」以降でも設定する方法をまとめていきます。

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「23」以降、オプションの項目が消滅

操作画面

「オプション」の「コンテンツ」タブにあった
「画像を自動的に読み込む」「JavaScriptを有効にする」が
Firefox 23 以降で消滅しました。

これに伴って
「JavaScriptを有効にする」の横にあった「詳細設定」も消滅。
スクリプトの許可/不許可もオプションからはできなくなりました。
操作画面

しかし、これらの項目が
一切設定できなくなったわけではありません。
「オプション」からは消滅しましたが
「about:config」を使えば「23」以降でも設定が可能です。

「画像を自動的に読み込む」を設定

操作画面

「23」以降で「画像を自動的に読み込む」を設定します。

  1. アドレスバー(ロケーションバー)に「about:config」と入力し
    「Enter」キーを押します。
    操作画面
  2. 「検索」に「permissions.default.image」と入力。
    下に表示された「permissions.default.image」をダブルクリック。
    操作画面
  3. 値を入力します。値の意味は次のとおり。
    1: 画像を自動的に読み込む [初期設定]
    2: 画像を自動的に読み込まない
    3: サードパーティ(外部サーバ)の画像は読み込まない
    操作画面

アドオン「QuickJava」を使うと
読み込む/読み込まない の切り替えがボタン一つで可能。
よく切り替える場合はこちらの方が断然便利です。

「JavaScriptを有効にする」を設定

操作画面

「23」以降で「JavaScriptを有効にする」を設定します。

  1. アドレスバー(ロケーションバー)に「about:config」と入力し
    「Enter」キーを押します。
    操作画面
  2. 「検索」に「javascript.enabled」と入力。
    下に表示された「javascript.enabled」をダブルクリック。
    値の意味は次のとおり。
    true: JavaScriptを有効にする [初期設定]
    false: JavaScriptを無効にする
    操作画面

アドオン「QuickJava」を使うと
JavaScript の 有効/無効 の切り替えがボタン一つで可能。
よく切り替える場合はこちらの方が断然便利です。

「ポップアップウィンドウの移動または大きさの変更」を設定

操作画面

「23」以降で
「ポップアップウィンドウの移動または大きさの変更」を設定します。

簡単に言うと、JavaScript によるブラウザのウィンドウサイズ変更を
許可するかどうかの設定。
サイトにアクセスしたら勝手にウィンドウサイズを変えられ
不快な思いをした経験がある人は「許可しない」にしましょう。

  1. アドレスバー(ロケーションバー)に「about:config」と入力し
    「Enter」キーを押します。
    操作画面
  2. 「検索」に「dom.disable_window_move_resize」と入力。
    下に表示された「dom.disable_window_move_resize」をダブルクリック。
    値の意味は次のとおり。
    true: ウィンドウの移動,大きさの変更を許可しない
    false: ウィンドウの移動,大きさの変更を許可する [初期設定]
    操作画面

「ウィンドウのフォーカスを切り替える」を設定

操作画面

「23」以降で
「ウィンドウのフォーカスを切り替える」を設定します。
初期設定で「許可しない」になっています。

  1. アドレスバー(ロケーションバー)に「about:config」と入力し
    「Enter」キーを押します。
    操作画面
  2. 「検索」に「dom.disable_window_flip」と入力。
    下に表示された「dom.disable_window_flip」をダブルクリック。
    値の意味は次のとおり。
    true: ウィンドウのフォーカスの切り替えを許可しない [初期設定]
    false: ウィンドウのフォーカスの切り替えを許可する
    操作画面

「コンテキストメニューを無効化または変更する」を設定

操作画面

「23」以降で
「コンテキストメニューを無効化または変更する」を設定します。

簡単に言うと、JavaScript による右クリックメニューの無効化を
許可するかどうかの設定。
「許可しない」にすると、右クリック禁止のサイトでも
強制的に右クリックを有効にできます。

  1. アドレスバー(ロケーションバー)に「about:config」と入力し
    「Enter」キーを押します。
    操作画面
  2. 「検索」に「dom.event.contextmenu.enabled」と入力。
    下に表示された「dom.event.contextmenu.enabled」をダブルクリック。
    値の意味は次のとおり。
    true: コンテキストメニューの無効化,変更を許可する [初期設定]
    false: コンテキストメニューの無効化,変更を許可しない
    操作画面

【関連記事】

   → Firefox23以降でも、タブが1個の時はタブバーを非表示にする

コメント

  1. Komuzchu より:

    Firefox 27使用です。
    コンテキストメニュー項目がなくて困っていました。
    情報ありがとうございました。

  2. nora より:

    「JavaScriptをオンにしてください」と表示が出てやり方を説明されても
    ほとんどが旧verで説明されていて困ってました
    こちらの記事本当に助かりました。感謝です!!

  3. tatsuo より:

    Firefox35.0.1ユーザーです。
    昨日突然「javascriptを有効にしてください」というエラーメッセージが出るようになったのですが、オプションにそのような設定が見つけられず、途方にくれていました。
    貴記事のおかげで、助かりました。
    ありがとうございます。

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