こんにちは、さち です。
エクスプローラの項目に「日付時刻」ってありますよね?
「作成日時」「更新日時」は名前から意味を想像できますが「日付時刻」は漠然としていてさっぱり分からない。一体何を指しているのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
何を指すのかは場合によって違う
「画像(jpg)」「テキスト(txt)」「Photoshop(psd)」3種類のファイルを用意。日時に関する項目は、「日付時刻」「撮影日時」「作成日時」「更新日時」の4項目を表示しました。
各ファイルで最古になる項目の条件を変えて、「日付時刻」がどの項目と一致するかを調べてみると、結果は上図のとおり。
色を付けたものが「日付時刻」と一致した項目です。少し複雑な結果になったので順に見ていきましょう。
「画像」ファイルの場合
ファイルに「撮影日時」が記録されている場合は、他の日時の新古に関係なく「撮影日時」が採用されます。(「01」と「02」の比較)
「撮影日時」が記録されていない場合は、「作成日時」「更新日時」の古い方が採用されます。(「03」と「04」の比較)
ただ、「更新日時」の方が古いことはまずないので、通常は「撮影日時」が表示され、「撮影日時」ない場合は、「作成日時」が表示されます。
「テキスト」ファイルの場合
テキストなので「撮影日時」は存在しません。ただし、「作成日時」「更新日時」の新古に関係なく、「更新日時」が採用されます。
強制的に「更新日時」が採用されるという点が、画像ファイルの場合と異なります。
「Photoshop」ファイルの場合
個人的に Photoshop をよく使うので、Photoshopファイル(psd)は、画像 と テキスト(非画像)どちらの仕様になるのか調べてみました。
結果は、画像ファイル と同じく、「作成日時」「更新日時」の古い方が採用されます。
「動画」ファイルの場合 【追記】
ファイルに「メディアの作成日時」が記録されている場合は、他の日時の新古に関係なく「メディアの作成日時」が採用されます。(「31」~「33」の比較)
「メディアの作成日時」が記録されていない場合は、「作成日時」「更新日時」の古い方が採用されます。(「34」と「35」の比較)
「フォルダー」の場合 【追記】
フォルダーの場合は、「作成日時」「更新日時」の新古に関係なく、「作成日時」が採用されます。
「テキスト」ファイルは強制的に「更新日時」が採用されていましたが、「フォルダー」は強制的に「作成日時」です。
まとめ
ファイルの種類 | 日付時刻が指すもの |
---|---|
画像 | 「撮影日時」を表示 ない場合は、「作成日時」「更新日時」の古い方を表示 |
テキスト | 「更新日時」を表示 (「作成日時」「更新日時」の新古は無関係) |
Photoshop, MP3 | 「作成日時」「更新日時」の古い方を表示 |
動画 | 「メディアの作成日時」を表示 ない場合は、「作成日時」「更新日時」の古い方を表示 |
フォルダー | 「作成日時」を表示 (「作成日時」「更新日時」の新古は無関係) |
ファイルの種類や記録内容によって、何が日付時刻に採用されるか全然違うので本当にややこしいです。
やはり、自分には「日付時刻」ではなく、「更新日時」の方が合っていると確信しました。
使わないものの仕様を調べる結果になってしまったので、無駄な時間を過ごした気もしますが、ブログのネタにはなったから良しとしよう!
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
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コメント
役に立ちました。
感謝感謝です!
僕も更新日時で並べています。
ファイルが多くなると、ファイル管理が大変ですね。
これ誰得過ぎてホンマ意味不明ですよね?
必要なのは更新日時と作成日時、ついでに撮影日時もあればって感じなので
たまにフォルダ設定のデフォルトがおかしくなったとき(リセットされた時?)に勝手に日付時刻とかタグとか明らかに使わない項目が出てきてマジでウザいですね
検証お疲れ様です。
記事を読む前は一律で何らかの情報を参照していると思っていたので、
ファイル形式によって参照する情報がバラバラなのは意外でした。
とても参考になりました。
ありがとうございます。