こんにちは、さち です。
先日、DTM(PC音楽制作)ができる DAW アプリ「Cubase」を使っていたのですが、デフォルトの ASIOドライバー「Generic Low Latency ASIO Driver」が上手く動きませんでした。
ASIOドライバー が動かないと、音が出ないので何もできません。初期設定だけでこんなに苦労するとは……。
試行錯誤した結果、一応解決できたので、その方法について書いていきます。
音が出るか確認する方法
Cubase から音が出るか確認する簡易的な方法を紹介します。
- Cubase を起動して新しいプロジェクトを作成。ウィンドウの右下にある「メトロノーム」アイコンをクリックしてオンにします。
- ウィンドウの下側にある「再生」ボタンをクリック。『ピ・ポ・ポ・ポ ……』とテンポを刻む電子音が聴こえればOK。音量が0でないのに聴こえない場合は、設定に問題ある可能性が高いです。
【方法1】 お手軽な方法
私はデフォルトの ASIOドライバー「Generic Low Latency ASIO Driver」が上手く機能しませんでしたが、問題ない場合はこちらを使うのが簡単です。
手順1 - ASIOドライバーを選択
- Cubase のメニューの「スタジオ」をクリック。
- 「スタジオ設定」をクリック。
- 左側にある「オーディオシステム」をクリック。
- ASIOドライバーを「Generic Low Latency ASIO Driver」にします。
- 確認ダイアログが表示されたら「切り替え」をクリック。
手順2 - 入力/出力の選択
- メニューの「スタジオ」→「オーディオコネクション」と進みます。
- 「入力」タブを開いて、オーディオデバイスが「Generic Low Latency ASIO Driver」、Left と Right のデバイスポートが使用している機器にします。(「デバイスポート」の表示がない場合は、Stereo In 左側にある「▶」をクリック)
- 次に「出力」タブを開き、オーディオデバイスの「未接続」をクリックして「Generic Low Latency ASIO Driver」に変更します。さらに、Left と Right のデバイスポートを適切な機器にします。(「デバイスポート」の表示がない場合は、Stereo In 左側にある「▶」をクリック)
私の場合は、「出力(Stereo Out)」のオーディオデバイスを変えようとしても「未接続」から変更できない問題に遭遇しました。
そのため、次項の「ASIO4ALL」を使う方法を行うことにしました。
【方法2】 ASIO4ALL を使う方法
ASIOドライバー として、無料で利用できる「ASIO4ALL」を使う方法です。
手順1 - ASIO4ALL の導入
- 公式サイトにアクセスして、最新バージョンの日本語版の「ASIO4ALL」をダウンロードします。
- ダウンロードした「インストーラー」を起動します。
- インストールを進めていきます。(「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」をクリック)
- インストール完了後に Cubase を起動すると、新しいオーディオドライバーが検出されるので、「ASIO4ALL v2」を選んで「OK」をクリックします。
手順2 - ASIOドライバーを選択
- Cubase を起動して、メニューの「スタジオ」をクリック。
- 「スタジオ設定」をクリック。
- 左側にある「オーディオシステム」をクリック。
- ASIOドライバーを「ASIO4ALL v2」にします。
- 確認ダイアログが表示されたら「切り替え」をクリック。
手順3 - 入力/出力の選択
- メニューの「スタジオ」→「オーディオコネクション」と進みます。
- 「入力」タブを開いて、オーディオデバイスが「ASIO4ALL v2」、Left と Right のデバイスポートが適切な機器にします。(「デバイスポート」の表示がない場合は、Stereo In 左側にある「▶」をクリック)
- 次に「出力」タブを開きます。オーディオデバイスの「未接続」をクリックして「ASIO4ALL v2」に変更します。さらに、Left と Right のデバイスポートを適切な機器にします。(「デバイスポート」の表示がない場合は、Stereo Out 左側にある「▶」をクリック)
- こんな感じになればOK。
私の場合、これで Cubase の音が出るようになりました。
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