こんにちは、さち です。
普段、コンビニ用の QRコード決済 として「d払い」を使っています。
お会計が非接触でスムーズなうえ、「dポイント(1P=1円)」がたまるので、現金より便利でお得です。
ただ、実際に使ってみて感じるのは「dポイント」の仕組みが複雑なこと。最初は「dポイント」をためる/つかう方法すらよく分からない……。
仕組みを理解しないと損をするので、ちゃんと勉強してみます。
「d払い」と「dポイントカード」
2種類あるバーコード
- 「d払い」アプリの画面です。お店での支払いに使うのが、上部にあるバーコード(または QRコード)です。
- 画面右下には「dポイントカード」ボタンがあり、これをタップすると……
- こちらにもバーコードが表示されます。
2種類のバーコード、どうやって使い分ければいいの……?
それぞれのバーコードの役割
「d払い」のことは一旦置いておいて、お店でのお会計の流れを見てみます。大体こんな感じですよね。
このお会計の例でいうと、
「dポイントカード」は「ポイントカード」と同じ役割、
「d払い」は「現金(支払い)」と同じ役割なんです。
「dポイントカード」は、全国のお店(対応店舗)で使えるポイントカードです。「Tポイントカード」と同じようなものと思えば、分かりやすいかも。
つまり、「d払い」アプリの中には「ポイントカード」と「支払い」2種類の機能が入っています。だから、バーコードが2種類あって、それぞれ使う場面(役割)が違うわけです。
これで、バーコードが2種類ある理由は分かりました。
でも、新しい疑問が……。
「d払い」で支払うだけじゃ「dポイント」はたまらないの?
「dポイント」を使うには「dポイントカード」のバーコードを見せなきゃいけないの?
次項で、詳しく見ていきましょう。
dポイント のため方/つかい方
ポイントは両方でもらえる
実は、dポイント は「d払い」「dポイントカード」両方からもらえます。
つまり、「dポイントカード」を提示してから「d払い」で支払えば、ポイントを二重取りできます。知らないと損ですね。
ただし、二重取りできるのは、「d払い」「dポイントカード」の両方を使えるお店だけ。どちらか片方しか使えないお店もあり、その場合は片方のポイントしかもらえません。
例えば、「セブンイレブン」は「d払い」しか使えませんが、「ファミリーマート」は「d払い」「dポイントカード」の両方を使えます。コンビニの買い物でも、「ファミリーマート」の方がポイントを多くもらえるわけです。(2021年4月現在)
カード登録でもっと使いやすく
初期設定だとポイントは別々にたまる
初期設定のまま使っていると、dポイント は「d払い」「dポイントカード」で別々にたまります。
実は、「d払い」を使い始めても、アプリ内にある「dポイントカード」の方は持ち主が不明の状態。
この状態の dポイントカード は使用制限があり、ポイントはためられますが、たまったポイントを使うことができません。
これが原因で、「d払い」と「dポイントカード」で別々にポイントがたまってしまうわけです。
ポイントをまとめる方法
dポイントカード の使用制限は、持ち主を自分にすれば解除されます。つまり、dポイントカード の「利用者情報登録」をすれば、ポイントはまとめて使えるようになります。
「dポイントカード」の利用者情報登録は、「d払い」で使っている「dアカウント(ドコモユーザーは携帯電話番号)」と同じものにすればOK。
登録前にたまっていた dポイント も合算されます。
ポイントの使用は両方からできる
利用者情報登録をすると、たまった dポイント の使用は「d払い」「dポイントカード」どちらからでもできるようになります。
なので、「d払い」でためたポイントを、「dポイントカード」のみ対応のお店で使う(残額を現金で支払う)こともできます。もちろん、逆に「dポイントカード」でためたポイントを「d払い」で使うことも可能です。
この仕組みを利用して、dポイント を上手くためて、上手くつかいましょう。
その他知っていると役立つこと
ポイントの期限
dポイント には期限があります。ボーナスでもらえる「期間限定ポイント」は期限が短いことがあるので、失効させないように気をつけましょう。
期限が迫っている dポイント は、別途「dポイントクラブ」アプリを使うと簡単に確認できます。(面倒なので「d払い」アプリにも同じ機能を付けて欲しい)
ポイントの充当量
ポイントを使うときは、どれだけ使うかを自分で決められます。
「d払い」アプリでは、100~10,000P までざっくり6段階しか選べませんが、「dポイントクラブ」のアプリまたは公式サイトなら、100円単位で自由に設定できます。
利用者情報登録できる上限枚数
利用者情報登録をしてまとめられる「dポイントカード」の枚数には上限があります。
店舗やドコモショップでもらえる「物理カード」は3枚まで、
オンライン発行の「モバイルdポイントカード」は1枚まで、
クレジットカードの「dカード」は1枚までです。
「d払い」の中にある「dポイントカード」は、「モバイルdポイントカード」です。
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