こんにちは、さち です。
最近、ネットやテレビで災害の情報や映像が流れてくることが多く、被害に遭った方々のこと考えると非常に心が痛みます。
自分の地域だっていつ災害に遭うか分かりません。万一への備えは必要です。
先日は、LEDランタン を準備したので、今回は2分の手回し充電で60分使える「ラジオ」を買ってみます。
ラジオを買う
もともと、乾電池で聞けるラジオは持っていました。
しかし、以前停電した時に久しぶりに使ってみると、ガサガサとノイズがのっていまい、ラジオがキレイに聞こえませんでした。いつの間にか故障していたようです。
そこで、災害に備えて、新しいものを買うことにしました。
買ったもの
購入したものはこちら。4種類の給電ができ、「2分」の手回し充電で、「60分」使えるラジオです。私が買ったときは約5,000円でした。
「テレビ」と「ラジオ」がありますが、災害時は長時間使える「ラジオ」を買いました。
「山善」は、ジェネリック家電のメーカーとして有名です。すでに、いくつか同メーカーの商品を持っていますが、何年も壊れずに使えているので信頼して選びました。
選んだ理由
10年放置しても使える充電池
災害グッズなので、普段は収納してあります。しかし、放置するのは充電池にとってあまりよくなく、最悪使えなくなってしまいます。
このラジオなら、10年ほったらかしても充電できます。
いざという時に、充電が使えないという心配がありません。
乾電池を含めた色々な給電方法
ラジオを使うのは停電しているとき。色々な状況で給電できるのは万一の備えとして安心です。
とりあえず、手回し発電を2分間すれば60分使えます。モバイルバッテリーからの給電もできます。
また、乾電池(単3×2)があれば、充電をしなくても使用できます。
スマホの充電もできる
ラジオに付いている「手回し充電」と「乾電池」を使って、携帯電話(スマホ)を充電できます(スマホの充電ケーブルは別途必要)。
手回しでのスマホ充電は恐らく実用的でないと思いますが、乾電池で充電できるのは停電している時に便利です。
アルカリ電池(単3×2)を使うと、8時間の待受・50分の通話ができる程度の充電ができます。
レビュー(使ってみた感想)
使ってみる
- 届いたものがこちら。
- 中身を取り出しました。入っているものは「ラジオ本体」「ストラップ」「ガラケー用接続プラグ(SoftBank, au, docomo FOMA対応)」「USBケーブル(A⇔microB)」「取扱説明書」です。スマホ用の USBケーブル は別途必要です。
- ラジオ本体の正面。ラジオの「周波数」「充電ハンドル」「スピーカー(最大100mW)」があります。本体サイズは、約 幅13cm×高さ7.6cm×奥行4cm、重さは 200g です。電池残量が少なくなると、電池マークの横の LEDランプ が暗くなっていきます。
- 前面です。「ライト」があります。そんなに明るくないので、懐中電灯があるならそっちを使った方が良いです。保護カバーを外すと「携帯充電(USB-A)」「ヘッドホン(3.5mm)」「外部電源入力(USB-microB)」コネクタがあります。
- 後部です。ラジオの「選局」と「音量」のダイヤル、ストラップ用の穴があります。
- 上部です。「ライト」「サイレン」の入/切スイッチ、ラジオの「FM/AM」の切り替えスイッチ、FMアンテナがあります(AMアンテナは内蔵されている)。
- 背面です。乾電池(単3×2)を入れるところがあります。もちろん、フタの開閉にドライバーなどの道具は不要です。
- 「乾電池/充電池」のスイッチ(給電切り替え)は、充電ハンドルを取り出したところにあります。乾電池を入れても、このスイッチを切り替えないと動きません。
- 「充電ハンドル」と「FMアンテナ」を取り出した時のサイズはこんな感じ。
もちろん、AM/FM ともに正常に受信できて、聞くことができました。
充電してみる
給電方法と使用できる時間です。乾電池で120~160時間使えるのは長寿命ですね。
手回し充電で「150回転/分」は結構厳しいです。1秒間に2.5回転ですからね。記載では2分ですが、実際はもう少し時間がかかりそうです。
ちなみに、腕をストラップに通しておくと、手回し充電中に本体を落とす心配がありません。標準でストラップが付属しているのは素晴らしいです。小さなことだけど、地味に便利。
試しに、手回しで iPhone の充電もしてみましたが、予想どおり疲れるだけで充電が全然進みません。スマホの充電を人力でするのは無謀です。素直に乾電池を使った方が良いです。
USB で充電してみました。上図のように、充電中の電流は 0.01~0.02A 程度でした。充電ランプは無いので、充電が完了したのが分かりにくくて少し残念です。
充電中にライトを点けると 0.015A 程度、ラジオを聞くと 0.01A 程度上がったので、給電はちゃんとできているようです。
まとめ
同じようなラジオは他にも多くあり、無名メーカーのものならもっと安く買えます。
ただ、災害時は基地局も被災してスマホが使えない可能性があります。そうなると、ラジオは情報入手の生命線。信頼できるものを選ぶ必要があると思いました。
約5,000円 と少し高めでしたが、一応防塵防水(IP54相当)なのもあってか、触った感じの作りは結構しっかりしています。
これで、以前買った「LEDランタン」に続き、「ラジオ」を準備できました。必要なものを今後も随時買い揃えていきたいと思います。
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