こんにちは、さち です。
今回は、「エクセル」で、条件を満たすセルに色を付ける「条件付き書式」の使い方について書いていきます。
「条件付き書式」は複雑なこともできる機能ですが、簡単にできる入門的なものにしぼって紹介します。
上位3人を抽出する
- このような表があります。「スコア」が高い上位3人を抽出してみましょう。
- 「スコア」のセルをすべて選択します。
- 「ホーム」タブを開きます。
- 「条件付き書式」→「上位/下位ルール」→「上位 10 項目」と進みます。
- 上位3人なので値を「3」にして、好きな書式を選択。「OK」をクリックします。
- スコアの上位3人に色が付きました。
数値を背景バーとして表示
操作手順
- このような表があります。「スコア」の高い/低いが視覚的に分かりにくいので、改善してみましょう。
- 「スコア」のセルをすべて選択します。
- 「ホーム」タブを開きます。
- 「条件付き書式」→「データ バー」と進み、好きな色のバーを選択。(今回は、単色の緑色)
- 「スコア」の値がバーとして表示され、高い/低いが視覚的に分かりやすくなりました。
設定を変えて見やすくする
- 最大値以外が密集していて少し見にくいので、改善してみましょう。
- 「スコア」のセルをすべて選択します。
- 「ホーム」タブを開きます。
- 「条件付き書式」→「ルール管理」と進みます。
- 「データ バー」をダブルクリック。
- 設定を変更しましょう。今回は、「最小値」を「数値」にして、「値」を「100,000」にします。「OK」をクリック。
- 最大値以外の関係も見やすくなりました。
値が同じセルを探す
- このような表があります。値が同じ(重複している)セルを探してみましょう。
- 探す範囲のセルをすべて選択します。
- 「ホーム」タブを開きます。
- 「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「重複する値」と進みます。
- 好きな書式を選択して、「OK」をクリックします。
- 同じ(重複している)値に色が付きました。
ID,シリアルナンバーなど重複してはいけない値は、この設定をしておけばすぐミスに気づくので便利そうですね。
ちなみに、上記の手順「5」で「重複」でなく「一意」にすると、逆に同じ値が他に存在しないセルに色が付きます。
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