こんにちは、さち です。
今回は、エクセル(Excel)で、「関数」や「式」をテキストとして表示する方法について書いていきます。
普通に書くとダメ
解決方法
式(関数)をテキストとして表示する方法は複数あるので、状況や好みに合わせて使いやすいものを選んで下さい。
方法1 - 「シングルクォート」を使う
先頭に付けた '
はセルの表示には出ないので大丈夫です。
一番簡単な方法なので、何か理由がない限りこれを使っておけばOK。
方法2 - 「ダブルクォート」を使う
- 式の先頭に
=
を付けて、さらに入力内容を"
(ダブルクォート) で囲みます。ただし、式の中で"
を使っている場合は、それを""
(ダブルクォート×2) に置き換えます。
- テキストとして表示されました。
式の中にある "
を ""
にするのは、"
を文字として表示させるためです。詳細については、こちらの記事を参照してみて下さい。
エクセル:式の中で「"(ダブルクォート)」を文字として入力する
方法3 - 「書式設定」を使う
- 式をそのまま入力した状態の「B2」セルにカーソルを合わせます(セルが複数ある場合は、それらのセルをすべて選択)。Ctrl + 1 キーを押して「セルの書式設定」を開きます(「右クリック」→「セルの書式設定」でもOK)。
- 「分類」を「文字列」にして、「OK」ボタンをクリック。
- 「B2」セルを再編集(F2 キー)しますが、特に何も変更せずそのまま確定(Enter キー)します。
- テキストとして表示されました。
ちなみに、この手順をした後の「B2」セルの内容を見てみると、式の先頭に '
(シングルクォート)が付いています。
つまり、「方法1」が自動的に行われただけなので、手動で '
を付けた方が簡単です。
ただし、セルが大量にある時は、手動で '
を付けるより、この方法と下記記事の内容を併用した方が楽です。
エクセル:カーソルを編集したいセルに次々と移動する小ワザ
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