Firefox: 「SSL」を無効にしても「http」でなく「https」が表示される

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警告画面

こんにちは、さち です。

先日、サイトの編集をしているときに「SSL」に関する設定を試していて、https でなく http でアクセスしたいことがありました。

しかし、http でアクセスしても、なぜか自動で https に転送されてしまいます。

もちろん、サーバー側で「SSL」は無効にしてあります。どうしたらいいの……?

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「https」に転送されてしまう

下記の操作で使っているウェブブラウザーは「Firefoxです。

  1. サーバー側で「SSL」「転送」を無効にした後、アドレスバーの URL から s を削除して http でアクセスします。
    URLを「https」から「http」に変更
  2. しかし、なぜか https の方に転送されてしまいます。なんで……?
    警告画面

解決方法

下記の操作で使っているウェブブラウザーは「Firefoxです。

  1. メニューの「履歴」→「すべての履歴を表示と進みます。(ショートカットキーは Ctrl + Shift + H キー)
    すべての履歴を表示
  2. 今日」の履歴を表示します。
    今日の履歴
  3. https に転送されてしまうサイトを履歴から削除します。
    履歴の表示
  4. これで、http でアクセスすると……
    URLを「https」から「http」に変更
  5. 転送されずに、http でサイトにアクセスできました。
    サイトが表示

結局、この現象の原因は「HSTSHTTP Strict Transport Security)」という機能でした。

この機能によって、サーバー(サイト)からウェブブラウザーに『次回から常に https でアクセスしろ』という指示が出るため、http でのアクセスができなかったのです。

Firefox の履歴を消すことで、そのサイトの HSTS の設定も削除されて、再び http でアクセスできるようになったわけですね。

ちなみに、ウェブブラウザーが「Chrome」の場合は「履歴」を削除するだけではダメで、「HSTS」の設定データ削除しないといけません。今回は「Firefox」の話なので詳細は書きません。知りたい人は「検索」してみて下さい。

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