HTML, CSSの文字コードを一括変換する

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HTML・CSSの文字コードを一括変換する

こんにちは、さち です。

サイトをいくつか運営しているんですが、むかし作ったサイトは「文字コード」が「EUC-JP」になっています。いまサイトを作るなら「UTF-8」一択です。でも、当時はあまり普及していなくて EUC-JP が主流だったんですよね。

ただ、今でも EUC-JP なのは時代遅れ感があります(見てる人はそんなこと気にしてないと思うけど)。何より Sublime Text でファイルを編集するとエラーが出るという実害が……。

HTML, CSS のファイル数が多いので、手動で「文字コード」を変更するのは正直やりたくない……。ということで、フリーソフトを使って一括変換してみます。

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「Text Code Converter」を使って一括変換

フリーソフト「Text Code Converter」を使って、複数の HTML, CSS ファイルの文字コードを一括変換します。ソフトは Vector でダウンロード できます。

  1. HTML と CSS のファイルがあります。
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  2. ファイルの文字コードはどちらも「EUC-JP」です。「UTF-8」に変換してみましょう。
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  3. 「codeconvert.exe」をクリックして、Text Code Converter を起動します。
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  4. 「ユーザーアカウント制御」が出たら「はい」をクリック。
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  5. 入力/出力フォルダー,変換するファイルの拡張子を指定します。フォルダーの指定は「入力選択」「出力選択」をクリックして選択できますが、パスを直接記述してもOK。ちなみに、先ほどのファイルは「D:\Downloads\sample」にあります。ファイルの拡張子は「/(スラッシュ)」で区切ることで複数指定できます。
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  6. 右側にあるメニューで変換に関する設定をします。変換前の文字コードは具体的に指定できますが、「9:AutoDetect」にすると自動検出してくれます。「個別確認」にチェックを入れると、ファイルごとに文字コードを手動で確認できます。「BOM付加」は特に理由がない限りしなくて良いです。
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  7. 「変換実行」をクリックして、変換を開始します。
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  8. 変換したファイルを確認すると、ちゃんと文字コードが「UTF-8」になっています。
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今回は、HTML と CSS ファイルの文字コードを変換しましたが、中身がテキスト形式であれば何のファイルでも変換できます。

Text Code Converter は、「Shift_JIS」「EUC-JP」「UTF-8」「UTF-16LE」「UTF-16BE」「ISO-2022-JP」「ISO-8859-1」「MS932」の文字コードを相互変換できます。

HTML・CSSの文字コード記述をまとめて書き換える

HTML, CSS の文字コードを変更したら、ファイル内の文字コード指定の記述も書き換えないといけません。前述の例の場合、HTML の「<meta charset="EUC-JP">」や CSS の「@charset "EUC-JP";」という記述にある「EUC-JP」を「UTF-8」に書き換える必要があります。

複数のファイルをまとめて書き換える(置換する)方法については、下記の記事で書いているので参照してみて下さい。

Notepad++:複数ファイル内の文字列を置換する

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