こんにちは、さち です。
キーボードで文字入力をしていると、文字が上書きされるようになってしまうことがあります。
普段とは違う挙動なので焦りますが、決してバグっているわけではありません。こういう入力モードです。
使い所がよく分からないこの「上書きモード」。どうやったらいつものヤツに戻せるの……?
文字が消えてしまう「上書きモード」
- 「12345」という入力があります。この行の先頭に「abc」という入力を追加してみます。
- 「abc」は先頭に挿入されず、「123」を上書きしてしまいました。
- 求めていたのは上ような入力だったのに……。どうして?
普段の「挿入モード」に戻す方法
文字入力には「挿入モード」と「上書きモード」の2種類があります。
私たちが普段使っているのは「挿入モード」です。入力モードを変更して元に戻しましょう。
- 入力モードの切り替えは、キーボードの Insert キーでできます(表記が Ins の場合もある)。押して、「挿入モード」に戻しましょう。
- 行の先頭に「abc」を追加してみましょう。
- できました。「挿入モード」に戻りましたね。
「上書きモード」の誤爆に気をつけよう
Insert キーは、Back Space キーや Delete キー の近くに配置されているため、文字を消す時に誤爆してしまう危険があります。Insert 周辺のキーは一度も使ったことがないという人も多く、入力モードを元に戻せなくなりがちです。
また、Insert キーの近辺を触っていないのに、いつの間にか「上書きモード」になっていたという人もいるかもしれません。
実は、テンキーがある場合、Shift + 0 キーを押しても入力モードが切り替わってしまいます。テンキーは Shift キーと組み合わせて押すことで色々な操作ができる仕様です。誤爆に注意しましょう(特に、0 キー)。
ちなみに、テンキーによる数値入力は NumLock キーで有効/無効を切り替えられますが、無効の状態ではテンキーの 0 キーを単独で押すだけで入力モードが切り替わってしまいます。気をつけて下さい。
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