【デジタル防災】 通信障害でも使える「スマホ決済」を用意しておく

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タッチ決済系サービス

こんにちは、さち です。

先日「au」で大規模な通信障害が起きました(一部継続中?)。

このとき、お店での支払いに「スマホ決済」が使えず、困った経験をした人も多いのではないでしょうか。

実は、一括りに「スマホ決済」と言っても、圏外でも使える決済サービスとそうでない決済サービスがあるのはご存知でしょうか?

通信障害はいつ起こるか分かりません。今回の障害に巻き込まれなかった人も、今後のために圏外でも使える決済サービスを用意して、防災しましょう。

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「タッチ決済」系は圏外でもOK

タッチ決済系サービス

Suica などの「交通系電子マネー」、「QUICPay」「iD」「Edy」「WAON」「nanaco」、クレジットカード(以下:クレカ)の「コンタクトレス」などのタッチ決済は、スマホがネットにつながらなくても使えます

これらのサービスに共通するのは、決済方法として「カード」も存在すること。

例えば、「Suica」は定期券など「カード」タイプもありますよね。もちろん「カード」はネットにつながっていません。でも、タッチ決済ができますよね。

「カード」を「スマホ」に取り込んで持ち歩けるようにしたのが、これらのスマホ決済サービスなので、スマホが圏外でも使えるわけです。

「Apple Pay(ウォレット)」「Google Pay」に登録して使う決済サービスは、大体のものが圏外でも使えます。

多くの場合、「クレカ」はそのカードを「コンタクトレス」「QUICPay」「iD」としてスマホに登録して使えます。登録にはネットや SMS が必要なので、事前にやっておきましょう。

1回・1日の合計・累積の金額が大きいとオフラインで使用できない場合があります

「コード決済」系はNG

コード決済系サービス

PayPay」「d払い」「楽天Pay」「auPAY」「LINE Pay」「FamiPay」などのコード決済系は、スマホがネットにつながらないと使えません

支払いに使う「バーコード」「QRコード」が、ネットに接続していないと発行できないからです。

「コード決済」は、不正利用を防ぐために数分間だけ使える「バーコード」「QRコード」をその都度ネット経由で発行する仕組み。だから、圏外では使えないわけです。

スマホの画面に表示される「バーコード」「QRコード」を見せて支払いをする決済サービスは、大体のものが圏外で使えません。(「ポイントカード」などコードが固定のものは圏外でも使える場合がある)

「PayPay」など、オフラインでも一時的に使用できるコード決済もあります(金額・回数に制限あり)

コード決済系のサービス名は「◯◯Pay」のことが多いですが、前述のとおり「QUICPay」は違うので注意。

ただし、次のように他の決済サービスと連携できるコード決済もあります。

au PAY の「プリペイドカード」

au PAY では「au PAY プリペイドカード」を発行でき、こちらでもチャージしたお金を使えます。

プリペイドカードでの支払いは「クレカ」と同じ扱いになります。

また、このプリペイドカードは Apple Pay・Google Pay に登録して使うこともでき、その場合は「QUICPay」での決済になり、圏外でも使用できます。

メルペイ の「iD」決済

「メルペイ」は「iD」に登録して使うこともできます。この場合は「iD」での決済になるので、圏外でも使用できます。

名前にサービス名が付いたクレカ

各種コード決済のサービス名が付いた「クレカ」がありますが、そちらはもちろん「クレカ」と同じ扱いです。

まとめ

「タッチ決済」は圏外でもOK。「コード決済」はNG。これさえ覚えておけばだいたい大丈夫です。

現金を持ち歩かなくても良い時代だからこそ、デジタルにも防災を。

今回の au の通信障害は、決済手段を複数持っておく大切さを思い知らされる出来事でした……。

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